6月30日から5日間、仕事でジャカルタに行って来ました。
仕事を終えた翌日、11時にホテルをチェックアウトしてから夜のフライト迄の間は、バスがチャーターされ、ジャカルタの観光が組まれていました。
最初はジャカルタ内のレストランでランチ。
高級そうなレストランで美味しかったのですが、インドネシア料理のちょっと辛いパターンとは違うものが食べたくなっていました。
その後はモスク→独立記念塔→最初に出来た百貨店と周るコースでした。
国内では色々な土地に行ってみたいし、実際毎週のように車で走りまわっているのに、何故か海外では観光したいという気持ちになれません。
強いて行ってみたい国をあげるなら、スペインくらいです。
今回も出来る事なら、落ち着ける室内でウトウトしていたいところでした。
それでもその場所まで連れて行ってもらうと、目の前の光景には興味がわきます。
例えば巨大なモスク。
モスクは立ち入り難い所というイメージだったのですが、イスラム教徒の人たちは、床に寝そべってスマホをいじっていたり、小さな子供は走り回っていたりで、基本ルールはあるものの、生活に溶け込んでいる場所という印象でした。
ツアー会社が気を利かせて、お土産タイムとして連れて行っていただいた百貨店は、日本で言えば三越や伊勢丹に連れて行かれたようなもので、何を見ても高価で、とても買えるものではありませんでした。
ジャカルタは渋滞がもの凄く、信号機がある大きな交差点内はカオス状態で、信号は機能していない場所もありました。
交差点内では人が数人いて、お金を渡せば通り抜けられるように他の車を制止してくれます。
百貨店を出てから、その百貨店の反対側に行くまで1時間と言えば、渋滞の酷さが伝わるかも知れません。
ジャカルタに来れば仕事があるだろうと考えてやってきた地方の若者には仕事は無く、結局路上で何かを売るという生活になってしまうようです。
ジャカルタの街を見て、ここで生きるのは大変だなぁと思いました。
下の写真は、おそらく小さな子供用の移動観覧車でしょう。
その発想と、小さいとは言え観覧車を自転車で運んでいる事に驚きます。
手前に立っている人は百貨店の駐車場の案内役で、渋滞でしばらく止まっていたので観覧車の人に話しかけていました。
インドネシアは東西に長い島国で、東にはパプアニューギニアと隣接したパプア地方もあるため、一言で「インドネシア人は」と言ってしまうのは適当でないように思いますが、少なくともジャカルタの人は、穏やかでゆったりしていて親しみやすく親切な方が多いようで、日本人とは相性が良いように感じました。
インドネシアには8月にも行く予定です。