自動車を運転している時間は、車での移動を仕事にしていない割には多い方だと思います。


会社勤めしていた頃は、往復5時間の運転で通っていました。


月までの距離を何往復かしているはずです。


それにしては車の故障の経験は少なかったと思います。


一番怖かったのは、高速道路運転中にタイミングベルトが切れた事でしょうか。


パンクは一度も経験がありませんでした。


3月にコンテンツの素材撮影のために、那珂湊→笠間→益子をまわりました。


益子からの帰り、高速道路が渋滞していたため、館林インターで降りました。


加須を通過中、路面に異常を感じました。


すぐにそれはパンクだと気が付きました。


車の少ない道に車を停めて、さてどうしたものか。


スペアタイヤがあるかどうか探したところ見つかりません。


代わりにパンク修理キットが見つかりました。


修理材と小型のエアコンプレッサーがセットになっています。


マニュアルを見ると複雑そうです。


何よりもやる気が無くなったのは、修理後に10分くらい走って様子を見て、空気が抜けているようだったらレッカー車を呼ぶしかないと言う事でした。


そもそもタイヤに亀裂が入っているかも知れません。





自転車についてはパーツをひとつづつ集めて組み上げるくらいメカ好きですが、自動車についてはほとんど興味がありません。


これまで10台以上は乗り換えていますが、おそらく自分で空気を入れたことは一度もありません。


時刻も夜の9時過ぎで、辺りは暗い上に、風もあります。





観念して保険会社に連絡してレッカー車に来てもらう事にしました。


ここからの保険会社の対応の良さに驚きました。


夜の9時過ぎなので、レッカー車で運んだ先で修理は出来ません。


そこでレッカー車で一度引き上げてもらい、翌日に東京足立区の自宅から一番近いオートバックスに運んでもらうことにしました。


48時間以内であれば、どこでも運んでくれるようです。


次の問題は、帰るための足です。


駅は遠く、荷物も多かったのでタクシー利用になります。


加須から足立区までだとかなりの料金になるはずです。


高速料金も含めて25000円かかりました。


でもこれに対しては保険が適用されます。


1人につき最大2万円が出るのですが、家内も乗っていたのでこれで賄えます。


結局パンク修理はせずに、タイヤを4本入れ替えたのですが、車が無いと行きづらいオートバックスまでのタクシー代も保険から出ることがわかりました。


何もなければ無駄に思う保険ですが、いざと言うときには心強いものです。


初パンクを通して保険会社の手際の良さを感じました。