長年、ギターを趣味として楽しんできたので、ギターのカポタストもいくつか試してきました。
と言っても、気に入ったものは何十年も使ってきたので、年数の割には数は少ないかもしれません。
クラシックギター用として使っていたカポタストは、何回か自分で修理しながら30年くらい使っていましたが、流石にそろそろ変えてもいいだろうと思い、G7TH(ジーセブンス)のものを購入してみました。
このタイプは、フレットに取りつけるとき、開き具合をネジである程度決めて、次にレバーを押し込んでがっちりと固定する仕組みになっています。
G7THは、スチール弦を張ったアコースティック・ギター用として、すでに別のタイプを使っていました。
ネックとフレットをつかむように挟んで、軽く握るだけでしっかりと固定でき、手間いらずです。
外すときも、ワンタッチでかなりの優れものです。
見た目と違って、軽量なのもいい点です。
クラシックギター用も同じタイプにしようかとも思ったのですが、別のタイプも試してみたくて、少し安いNewportにしてみました。
パッケージから取り出してギターに取り付けようとしたところ、何度やっても弦を押さえきれず、まったく使いものになりません。
ネック側のバーを左右に振ってみるとグラグラです。
何かおかしいなと思って軽く引くと、すぽっと抜けてしまいました。
一緒に小さなスプリングが飛び出してきました。
分解して修理しようと試みましたが、どうにもならず、結局別のタイプに交換してもらうことにしました。
このメーカーのカポタストは信頼性十分のはずなので、かなり運が悪かったようです。
購入した店は横須賀の「島村楽器」です。
状況を話すと、快く交換していただくことができました。
壊れたタイプは、ちょっと不安があったので、アコギで使っていたタイプのクラシックギター用にしました。
取り付けた後も演奏の邪魔にならず、いい具合です。
故障しなければ一生使えるかもしれません。