増築したキッチンの屋根は、冬になる前に工事を済ませたくて、3週連続で小屋に行って来ました。


当初はオンデュリンヴィラと言う屋根材を使う予定でしたが、小屋に行く途中で寄ったジョイフル本田には必要枚数が無かったため、急遽オンデュリン波板に変更しました。


その場で必要枚数をざっと計算して6枚購入。





固定用に65mmの長さのサビに強いコースレッドと、ボルトのキャップを200個購入。


ちょっと多いかなとも思いましたが、足りないと困るし、1個18円なので多めに購入しました。


オンデュリンは長さが2mあるので車に乗るか心配でしたが、セーフ。




材料を運ぶたびにフリードの積載量に感心します。


倒れないようにコンパネと座席で押さえて何とか小屋まで運びました。




まずルーフィングシートを敷いて固定します。





屋根部分にはルーフィングシートを張って、1年間雨を凌いだのですが、念のためにルーフィングシートを2枚重ねしました。




シートの固定には、マキタの電動タッカーを使いました。


ホチキスよりちょっと大きめのステープルを使い、レバーを引くだけで、シートや断熱材を固定出来る優れものの工具です。




これまではハンドタッカーを使っていたので、電動タッカーの性能に感激しながら、バチンバチンと固定して行きました。


強い握力が必要なハンドタッカーで200ヶ所くらいステープルを打つのはかなり大変です。


ルーフィングシートを敷き終わるとオンデュリンを5枚並べて、コースレッドにキャップを付けて、どんどん固定していきました。


アスファルトシングルとは比較にならない程施工が簡単です。




この作業で使う電動ドリルは、レバーの引き具合によって回転数を変えられるタイプでないと、オンデュリンの山を沈めてしまい、キャップも壊してしまいます。


マキタの写真のタイプは、回転数をレバーの引き具合で変えられるので助かりました。




ドリルでねじ止めした後はキャップを被せます。


指で何とかできるかと思いましたが、結構固くて無理。


考えた末、ゴムハンマーの柄の部分でフタを固定しました。




一部は木を除けて、6時間程で作業を終えました。



これで冬を越せそうですが、一つ大きな問題があります。


屋根の勾配が少なすぎるのです。




念のために波板の山を3つ重ねたので、まず雨漏りは大丈夫なはずですが、長い間にはトラブルが起こりそうです。


でも秘策があります。


今回作った屋根を覆う様にしてデッキを取り付け、屋根まで水が行かないようにすれば良いのです。


ちょっと大変そうですが、来年のGW辺りにやってみようと思います。


高い所のデッキは、ツリーハウスのような気分を味わえるかもしれません。


それにしても足場が悪い場所で屈んでの作業はくたびれます。


翌日になっても筋肉が痛いです。