M5のシステム手帳のサイズはとても小さく、使い方を考えないとすぐに使わなくなりそうです。
このサイズを選ぶ前に、記録する情報と、それに合ったデバイスを整理してみました。
①スケジュール
だいぶ前からGoogleカレンダーに記入して、これに同期させた「さいすけ」というアプリを使い続けています。
システム手帳と言えばスケジュール管理でしょう。
バーチカルタイプのスケジュール表に、色分けしながら予定を書き込んで行くのは楽しそうですが、デジタルツールで十分と言う気がします。
少し課題だなと思っているのは、電話がかかってきた時、スケジュールを見ながら話しずらいということです。
② ToDo
数日以内にやるべきことは、Googleカレンダーに書き込んでしまいます。
ここでも手帳の出番はありません。
③打ち合せメモ
電子ペーパーのクアデルノのスケジュールを使っています。
使うページはdailyページ。
スペースは十分ですが、足りなかったらページ追加も可能です。
打合せ先や内容は、月間スケジュールに書き込んで索引代わりに使っています。
月間ページの日付枠をクリックするとdailyページに飛ぶので、とても便利です。
電子ツールの良い点ですね。
④思考の整理
iPadのノートアプリ「good notes」を使って、ガンガン書いて考えます。
小屋の増築や改修のアイデアもこれに描いていきます。
このアプリに書いた内容は直ぐにPDF化して、メールで自分に送ることができます。
iPadのAppleペンの書き心地は素晴らしく、万年筆やボールペンを上回ると感じています。
①から④までで、仕事に必要な情報は記録できるのですが、紙に記録したいことが幾つか残っています。
⑤日記
何十年も日記は紙の手帳に書いています。
起業してからは、10年日記や3年日記を使っています。
⑥中長期的なToDo
ToDoの中には、いずれやってみたいと言う中長期的なものがあります。
たとえば「寄席に行こう」のような内容は、具体的にいつとは直ぐに決められないことがあります。
こういうToDoは、M5のシステム手帳に書き込んでおきます。
時々ページを眺めていると、「今週にでも行くか」なんて考えることができ、楽しいものです。
これが手帳を使う醍醐味と言っていいかもしれません。
⑦落ち着いて考えるToDo
1週間に数回、朝はカフェで過ごします。
たまっていた日記を書くほか、その日にやることや、やりたいこと、思いついたことを、じっくり考えて、ToDoとして書き出します。
書き出すのは、クアデルノのウィークリーカレンダーのその日の欄。
こういう目的で使うのに丁度良いスペースサイズです。
ここに書き出した内容を、オフィスに戻ってからGoogleカレンダーに書き込みます。
内容によってはM5の中長期的ToDoページに転記します。
⑧とっさのメモ
TVで三浦半島のしらす販売をしている漁港のことをやっていました。
とっさの情報は、M5のシステム手帳にメモをして、実現したらそのページは手帳から外して捨ててしまいます。
これが出来るためには、いつも手帳が手元にある必要がありますが、マイクロミニと呼ばれるM5は、ピッタリのサイズです。
11月に予定している旅行先のホテルの名前や電話番号もM5にメモをして、旅行の後に外してしまうつもりです。
⑨D、パスワード
多くの方は同じだと思いますが、たくさんのIDやパスワードを使っているのではないでしょうか。
一応、台帳のようなもので管理(ホントはダメですね)していますが、出先で必要になることがあります。
たとえばGoogleやFacebook、このAmebaなどは、何かの拍子に再入力を要求されるので、思い出せないと困ってしまいます。
そんなIDやパスワードは、M5にまとめておきます(ホントはダメですね)。
以上のように整理した結果、日記を除いた次の3つは紙が必要です。
・中長期的なToDo
・とっさのメモ
・ID/パスワード
これだけなら大きなシステム手帳の必要は無く、M5で十分ということになったのでした。