週末に一泊で何処かに行きたいと思ったのが金曜の朝。
目が覚めて布団の中で検索して予約したのが千葉県勝浦市にある「海辺の宿 磯料理かくい」です。
風呂は部屋のユニットバスですが、もともと温泉宿に泊まっても15分くらいで風呂を出てしまうので、温泉は絶対条件では有りません。
温泉大好きなのですが、どこに行っても長湯をする事が無くて、どちらかと言うと、風呂上がり独特のさっぱり感が好きなのです。
部屋からのオーシャンビューはバッチリで、あとは夕食がどうかです。
ひとり一万円台前半なので、あまり期待しないで、美味しい刺身が食べられれば十分と思ってレストランに行ったのですが、予想を大きく裏切りました。
次々と出される魚料理はどれも新鮮で磯くささも全く有りません。
酢の物は、白魚、あん肝、鰯の酢味噌で、その後を期待させます。
刺し盛りの中にあった金眼の炙りは絶品でした。
サワラの切り身はご飯が欲しくなりました。
大好物の生牡蠣です。
火が通った大根はおでんも含めてあまり手が出ないのですが、肉味噌が美味しくお酒にもピッタリの味付けでした。
鍋に入った海老はあまり美味しくないと思っていましたが、これで認識が変わりました。結局、どれだけ新鮮かと言う事ですね。鍋の底には大きな蛤も隠れていました。
もうこれ以上食べられないと思っていた所で、牡蠣フライと鯵フライが運ばれてきました。海沿いの店で食べる鯵フライは、大抵の場合、絶品です。牡蠣はタルタルソース、鯵フライはソースでいただきました。
こうなると雑炊は諦めるしかないと思ってお店の方に話すと、「茶碗に少しだけのご飯でも作りますよ」と言われたのでお願いする事にしました。
目の前の鍋で雑炊を作るのではなく、一度下げて、小さな鍋で持ってきてくれました。
新鮮な海の幸で出汁が取られた雑炊が美味しくないはずはありません。
たっぷり一合入った千葉の地酒「腰古井」も食事に合い、大満足でした。
朝食はこんな感じです。
リピート確実です。