月曜日の広島県三次市の打合せのために、東京から車で行くことにしました。


最初は倉敷まで一気に行き、そこで一泊してから打合せ当日に三次市に行くつもりでしたが、どのくらい大変なのかわからなかったので、土曜日に彦根で泊まることにしました。


ただの移動だけだともったいないので、土曜日は家内も連れて三島に寄ることにしました。


目的は、さくらやの鰻です。


さくらやには9時に電話で予約を入れておき、

天気が良かったので、三島ではスカイウォークに行ってみました。





この場所は上手く設計されていて、スカイウォークを利用しないと富士山の絶景を見ることができません。





三島のでさくらやは、数回来ている店です。


予約をしておくと、それほど待たずに店に入れます。


ちょっと薄めの味付けなので、追いタレで味を調節して美味しく頂きました。





その後、三島大社にお参りして、家内とは三島駅で別れました。


三島からは、一人で彦根のホテルに向かいました。


途中のSAで休憩しながら、約4時間で彦根のホテルに到着。


朝7時前に都内を出て、三島で4時間近く過ごして、18時に彦根に着いたということは、都内からでも明石や姫路辺りまでは一気に行けそうです。


知らない土地に行った時の楽しみは、夜のお酒です。


彦根駅周辺を徘徊して入った店は、前から気になっていた寿司を食べられるチェーン店の居酒屋。


悪くは無かったのですが、良くもない。


コスパも今ひとつ。


このところチェーン店に失敗している事が多く、その理由をメニューや接客や注文のシステムを見ながら考えてみました。


チェーン店の満足度が低いのは、本部の管理体制が影響しているように思えます。


チェーン店の良さは日本全国どこでも同じ内容の料理を食べられて、値段も同じと言う安心感。


この良さは、逆に言うと画一的で出会いの面白みががないとも言えます。


コストダウンを優先するため、メニューや食材に値段相応の魅力が出せていません。


安く良いものを提供するためにと言う言い訳は、あまりピンときません。


何故なら値段の点では、チェーン店ではない店と比べてもそれほど安くはないし、料理やお酒の質も今ひとつだから。


出されたものは想定内で、驚きがありません。


むしろセンベロを楽しめるもっと安い店のほうが楽しめます。


チェーン店であっても、店の自由度を認めてあげないと、「やっぱりチェーン店だな」と言う評価から抜け出すことは難しいでしょう。


20年位前のことなので今はどうか分かりませんが、「養老乃瀧」は地元の味が楽しめるメニューが黒板に並んでいて好きな店でした。


特に鹿児島に行った時は、黒板のメニューを数品加えるだけで、地方に来た感が味わえました。


7割のメニューは共通で、3割は店長まかせにするくらいが当たり前になってくれれば、チェーン店にも積極的に入ろうと言う気持ちになりそうです。


せっかく彦根で飲んでいるのに、これで帰るのは残念。


もう一度、駅近くを歩くと良さそうな店を見つけました。


「鶏丸」と言う焼き鳥屋です。





入ると広いオープンキッチンの周りにカウンターがあり、活気にあふれています。





お店の方の対応も実に気持ちがいい。


メニューを見ると、白州がある!


白州のハイボールと、焼き鳥のもりあわせを注文。


お通しは、食べきれないほどのキャベツ。


あとでわかったのですが、焼き上がった串モノは、このキャベツの上に置かれるのでした。





もう一杯くらい飲みたかったので、「琵琶湖ハイボール」を注文。





綺麗な薄いブルー色のハイボールです。


お店の人に聞くと、ラムネのシロップが入っているそうです。


2軒目なので、焼き鳥5本の後に焼きおにぎりで〆。





この焼きおにぎりの感じ、好きです。


濃いめの味付けですが、焼き海苔と一緒に口に入れるととてもいいバランスになります。


同じ系列の店です魚をいただける「魚丸」と言う店が近くにあります。


彦根に来たら、「鶏丸」と「魚丸」の2軒をはしごするのが良さそうです。