あれこれと考えた末、ヘネシーXOは売ってしまう事にしました。

 

ネットで調べた結果、錦糸町に本店がある、ファイブニーズに持ち込みました。

 

このお店にした理由は、ホームページにお酒の情報量が多かったからです。

 

買い取る側に商品知識が有るのは当たり前だと思うのですが、そうではない買取業者も有ります。

 

箱が日に焼けて色落ちしていたので、若干査定がダウンしましたが、22000円で買い取っていただけました。

 

ファイブニーズの本店では、お酒も販売しているので、数本買うつもりで商品棚を物色。

 

結局手に入れたのは、次の3本です。

 

1本目は、あのダンヒルが最高のウィスキーを世に出そうと、1982年に英国のIDV社に作らせた『オールドマスター』というウィスキーです。

 

 

 

12年から20年熟成のモルトを40種類ブレンドしたもので、昭和57年の発売当時では、30000円したようです。

 

なんとも味わいのあるボトルデザインです。

 

 

2本目は、ジョニーウォーカーのスウィングというスコッチウィスキーです。

 

 

 

ボトルの底が丸みを帯びていて、船の中で揺れても倒れないデザインになっています。

 

実際、豪華客船の中で出すお酒としてこのボトルデザインにしたようです。

 

指で押すと、ゆらゆらと揺れて楽しめます。

 

ラベルが金属製なので、最近のものではなく、さらにキャップを見ると金属に見えますが、プラスチック製なので、1980年中から1990年代のものでしょう。



 

ネットで調べてみるとかなり個性が強い味わいのようですから、最近ハマっている、自家製ブレンド用に使えそうです。

 

3本目は、シーバスリーガルの12年です。

 

 

 

箱と並べると煌びやかで豪華です。

 

現行のものではなく、おそらく1980年代後期のものだと思われます。

 

古酒を選ぶとどんな由来のお酒だったのか調べる楽しみが出てきます。

 

例えば、なぜダンヒルがウィスキーを作る事になったのでしょうか?

 

ボトルの形もよくみると、首の部分が傾いています。



 

なぜでしょう?

 

ダンヒルがちょっと高めでしたが、これだけ買って10800円。


ヘネシーXOの買い取り価格の半分が、興味深いお酒になりました。

 

お酒の楽しみ方を広げる事もできたので、飲まないお酒を飲むお酒に替えるという作戦は成功でした。