コンテンツの原稿は、手書きで書く事が多く、iPadの手書きアプリを使っています。
よく知られている通り、書き味は素晴らしく紙の代わりに使うには十分な性能を持っていると思います。
唯一の難点はバッテリーの持ちで、結構な頻度で使いたい時にバッテリーがゼロになっている事があります。
重量は軽くはないので、バッグに入れて持ち歩いていた時は、ただただ無駄な重さだったのかとちょっと悲しくなります。
バッテリーの充電をいつも意識すればいいのですが、ズボラなので、何度も「またやってしまった!」と繰り返してしまいます。
バッテリー消費の少ないソニー製の電子ペーパーには発売当時から興味がありましたが、価格的に手が出せないでいました。
そんな時に知ったのが、富士通クライアントコンピューティングのクアデルノでした。
バッテリーは2週間持つと言うスペックは、普通の仕様においては十分です。
書き味は、iPad proには一歩譲る感じですが、十分な性能です。
使ってみて何よりも便利だと感じたのは、PCアプリと連動した印刷機能です。
アプリをインストールすると、Word,Excel,PowerPointのプリンタデバイスとしてクアデルノが追加されて、印刷すると、PDFとしてクアデルノに自動転送されるのです。
iPadで同じ事をやろうとすると、作成したPDFを何らかの方法でタブレットに転送するという手順になるのでクアデルノの機能は最高に便利です。
見た目はモノクロですが、ペンの色として赤と青が使えるので、文書の校正にも使えます。
重さもA5サイズで261グラムと軽量なので、持ち運びは苦になりません。
A4サイズを選べば、楽譜をスキャンして大量に持ち運べそうで、そのうち2台持ちになってしまうかもしれません。