孤独のグルメは、好きな番組です。


その中でもシーズン5の台湾編は傑作で、色々な事を教えてくれます。


漢字が並ぶ台湾ではメニューを見てもどんな料理が来るかわからず、魚だと思ったら豚だったりしますが、井之頭五郎は、果敢にチャレンジします。


目の前に料理がくると、「こうきたか!」と心の声でつぶやき、一口頬ばる。


そして、何とも幸せそうな表情で食べ続けます。


その表情は、周りの人も幸せな気分にさせます。


これを見ていると、自分の定番を作るのも良いけれど、未知のものにチャレンジすることの大切さと面白さを知らされます。


だからと言って、井之頭五郎は適当に店を選ぶわけではありません。


直感を頼りに、自分の胃袋が求めている食事を必死で探し求めます。


そしてやっと決めた店に入ると、メニューと睨めっこしながら、戦略を立てます。


周りで美味しそうに食べている人がいると、お店の人を呼んで、控えめに指差しながらも、アレお願いします、と注文します。


五郎さんの表情を見ていると、料理は「美味しい美味しい」と言いながら食べることが、幸せな気持ちになれる基本だと思いました。