年内にやり残したくないことの1つだった、小平尚典さんの写真展に行ってきました。

 

 

 

場所は天王洲アイル駅近くの「WHAT CAFE」です。

 

ある仕事がきっかけで、小平尚典さんと知り合うことができ、カメラ好きの私としては、うれしい出会いでした。




 

小平尚典さんは、日航の御巣鷹山墜落事故の時にカマラマンとして現場に入り、生存者救出の様子をとらえた写真家です。

 

今回の写真展は、スティーブ・ジョブスを中心に、IT業界を立ち上げた若き天才たちの写真を集めた内容でした。

 

スティーブ・ジョブスは、手放しで尊敬している起業家です。

 

ある製品を作るとき、市場調査を行い、市場に受け入れられる製品を開発する企業は多いと思います。

 

その結果、どこのメーカーの新製品も、区別がつかないほど似たデザインだったり、同じようなスペックで登場します。

 

スティーブ・ジョブスは、そうではありません。

 

誰も思いつかないものを「こんなのどう?」と目の前に提示し、それを誰もが使える形にしてくれたのです。

 

世に経営の神様と呼ばれる人はたくさんいますが、スティーブ・ジョブスは、発想の神様だと思っています。

 

小平さんの写真展は、そんなスティーブ・ジョブスの写真がずらりと並んでいました。

 

全て表情のアップで、その瞬間、何を考えていたのだろうと想像しながら楽しみました。

 

展示会場に、小説家片山恭一氏が見たスティーブ・ジョブスの一文が掲示されていますが、短い文の中で、スティーブ・ジョブスの本質を表現して、その文を読むだけでも価値はあります。

 

小平さん自ら写真を撮った状況を説明してくれ、どうしても欲しくなった2点を、額装でお譲りして頂きました。




 

起業家として、ヒントと勇気と希望をもらえる2枚です。