スロットにCDを入れるタイプのCDプレーヤーを使う時、いつもCDが出てこないんじゃないかという不安な気持ちになります。

 

音楽を聴く環境が複数あるのでCDプレーヤーも複数台あるのですが、そのうちの4台がなんらかのトラブルを抱えています。

 

まずオフィスにあるCDプレーヤーはリモコンが効きません。

 

自宅の寝る時用システムのオンキョー製CDプレーヤーは、昨年買ったばかりなのに、しょっちゅうCDが吸い込まれなかったり、出てこなかったりです。どうしようもない時は、天板を開けて、メカを突いて引っ張り出します。

 

スピーカーで聴くために使っているスロットイン式のCDプレーヤーは、使うたびに音飛びをするくらい盤面が汚れます。

 

聴いた後はクロスで拭いていますが、ストレスが溜まります。

 

メインのシステムは、ユニゾンリサーチのCDプレヤーです。これは早送りのボタンが効かなくなり、今はCDの再生中に音飛びが出始めると、最後には途中で再生がストップしてしまいます。ピックアップレンズの清掃をしましたが、解決しませんでした。これは修理に出すしかなさそうです。

 

スロットイン式のレンズクリーニングが無いかと探していたら、スロットインのためのゴムローラー用クリーニングキットが存在することを知りました。

 

注文しようかと思いましたが、有りものでできそうに思ったので、一か八かやってみる事にしました。最悪、メカが壊れることは覚悟の上です。

 

用意したのはレーベル面が印刷できるようになっているメディアとリボンだけ。

 

メディアの穴にリボンを通し、通常とは逆に信号面を上にしてスロットに入れます。

 

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そうすると、グイグイ引っ張られるので、全部が引き込まれないようにリボンを引っ張ります。


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これを何回かやってからレーベル面を見ると、汚れが付いているのが確認できました。


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そのあと、通常のCDを再生してみると、信号面にはまったく汚れが付かなくなりました。

 

やった!

 

気を良くして、オンキョーのCDプレーでも挑戦。

 

もともと個体の問題だと思うのですが、それでもCDはちゃんと吸い込まれ、イジェクトを押すと、今までよりは快適に出てくるようになりました。

 

上手くいくか、メカを壊してしまうのかはカケですが、壊れることを覚悟してやるのであれば、やってみる価値はあるようです。

 

それにしても、CDプレーヤーは厄介です。

 

オーラノートなんて、2年間に3回も修理に出しました。

 

音の味を楽しむのには海外のほうが魅力的なものが多いのですが、買うのにはちょっとためらいが出てきています。