夜の時間を静かに楽しむためのナイトシステム。
アンプも雰囲気のある音が出せる必要があります。
そこで選んだのは、ソウルノートのA0と言うプリメインアンプ。
今時のアンプとしては珍しく、最大出力は10Wしかありません。
出力だけ見ると、スピーカーも鳴らせるヘッドフォンアンプとも見えます。
お店の方のお話では、これには理由があるそうです。
まず、普通の家庭では、そんなに大出力は必要ないと言う考え方。
確かに家で10Wの出力で音楽を聴くと、直ぐに隣近所から苦情が出て、無理でしょう。
もう一つは、アンプの特長が現れるボリュームの位置。
一般的には、ボリュームを少し回した位置ではアンプの特長は分かりにくく、そのアンプの本領を発揮させるには、ボリュームを大きく右に回さなければなりません。
小出力のアンプなら、大出力アンプに比べて、ボリュームをより右に回せます。
ソウルノートのA0は徹底していて、GAIN LOWと言う小さいスイッチが用意されています。
これを押すと、入力レベルを下げる事が出来るので、さらにボリュームを右に回して、アンプの最大出力付近で音楽を聴くことが出来ます。
肝心の音です。
ショップでは、上位機種のA1と聴き比べました。
A1は解像度が高く、現代的なサウンドで、これはこれで良い印象でした。
A1に比べると、A0には柔らかさがあります。
好みはA0でした。
目的はナイトシステムですから。