スキャンダイナのスピーカーは、小さく、可愛らしいデザインの割には音が良くて、お気に入りのスピーカーでした。
アンプ内蔵のアクティブスピーカーなので、デスクトップで使うには、便利です。
使い方を間違えて、このスピーカーを壊してしまいました。
うっかり、外部アンプのスピーカー出力を、スキャンダイナのスピーカーLチャンネルへの出力端子に接続してしまったのです。
アンプが入っていないLチャンネルはただのスピーカーなので、そのまま単体で使えますが、アンプ部が壊れてしまったRチャンネルは、そのままでは使えません。
そこで、本体からアンプ部を取り出して、スピーカーの入力を外に引き出す事にしました。
外から見える所にネジらしいものはありませんが、前後に分かれる構造になっています。
正面のゴムのパッキンを外すと、スピーカーユニットを固定しているネジと、深い穴の先にもネジが見えました。
深いネジ穴のほうのネジは、キャビネットを前後に固定するためのもので、全部で5箇所あります。
スピーカーユニットを外してから、中に詰め込まれた吸音材を取り出すと、アンプのユニットが見えました。
これが、取り出したアンプです。
これでそこそこいい音がするのは凄い事です。
こんなに小さなスピーカーですが、ツイーターとウーファーの2つのスピーカーがあるので、一応ネットワークコイルが入っています。
ネットワークへの入力をスピーカー端子に固定して、改造が完了しました。
スピーカー端子が心許ないので、これをしっかりとしたものに交換しようと思います。
今回は、アンプ部を外して普通のスピーカーにする改造でしたが、小さなデジタルアンプの基板を探して、アクティブスピーカーとして組み直すのも楽しそうです。