お盆の時期、4泊の予定で浅間の小屋に行ってきました。
今回の作業は、デッキに屋根をつける作用の続きです。
屋根を受けるために5本の柱を立て、補強と実用を兼ねて、柱の間には手すりをつけました。
垂木は小屋の屋根にかけて、そこから伸ばそうと思っていますが、傾斜がわずかしかないことが気になっていました。
当初は小屋の屋根と同じように、コンパネを張り、ルーフィングシートを敷き、アスファルトシングルで仕上げるという予定でした。
アスファルトシングル材は摩擦が大きいため、傾斜をもっととらないと水がうまく流れないように思います。
デッキで実験してみたところ、思った通り、水は傾斜に向かってスムーズに流れませんでした。
そこで、あまり気が進まなかった、ポリカの波板仕上げに変更。
ポリカの波板であれば、わずかな傾斜でも雨が流れそうです。
そうなると、垂木の構造も変えなくてはなりません。
垂木は通常、屋根の流れ方向につけますが、波板を使う場合、流れ方向と垂直に垂木を打つ必要があります。
これはあとでゆっくりと考えるとして、まず、小屋本体の屋根の張り出しを切断する事にしました。
この部分の高さはかなり低いため、このままでは、しょっちゅう頭をぶつける事になりそうです。
アスファルトシングルを剥がし、丸ノコで切り落とす作業は、けっこう体力を使い、2時間ほどかかってしまいました。
切断してみると、ちょうど切り落とした部分にはルーフィングシートを張っていなかったためか、コンパネが相当腐っていました。
切断した部分は、破風板で隠し、次回の作業まで雨をしのぐために、アスファルトシングルを並べて置き、仮のひさしにしました。
これで、垂木を乗せる準備が整いました。
垂木を固定するために、2×4材用の固定金具(シンプソン金具)が必要です。
これを調達しに、地蔵峠を越えて東御や小諸、上田のホームセンターを回ったのですが、目的の金具が手に入りませんでした。
今回完成させるのは無理そうです。
仕方がないので、波板を受ける赤松材の垂木を調達し、次回来た時にすぐに取り掛かれるように、塗装をして今回の作業は終わりにしました。