5月2日は、今年初めての小屋明けでした。
例年、4月になると来ていたのですが、今年は年明けてから仕事が忙しく、ろくに休みが取れない日々でした。
忙しい状況は変わらないのですが、GWはなんとか休みを確保して、5日間、小屋にこもりました。
今回の作業は、入り口のひさしづくり。
一応、ひさしのついた玄関はあるのですが、そちらを使うことは少なく、デッキ側のドアから出入りしています。
デッキ側には、ひさしがないため、雨の日はもちろん、夜も靴を小屋の中に入れるという面倒さがありました。
材料の調達は、いつものように、嬬恋にあるコメリ。
大きな店舗ではありませんが、特殊なものでない限り、案外そろってしまいます。
今回、塗装は部材の段階でやってしまうことにしました。
まず、垂木の受け(棟木相当)を小屋の固定しました。
次に、杉の角材を使って、柱を2本立てて、垂木を受けるための軒桁を取り付けます。
垂木には、2×4材を使いました。
垂木の固定にはシンプソン金具を使います。
あいにく嬬恋のコメリで取り扱っていなかったので、小屋から1時間ほどの距離にある、上田のカインズホームまで買出しに行きました。
シンプソン金具は、部材どうしをネジで固定するための金具で、これを使えば、本格的な家でもできてしまいます。
日本の大工さんに必要な業を使わなくても強度を保った家を造れるという、お手軽というか合理的な工法です。
垂木を固定した後は、ベニア板を載せます。
これも、下から見える面には、先に塗装しておきました。
今回は、屋根材を調達していなかったので、とりあえず、ルーフィングシートを張り、雨をしのげる状態にします。
シートの固定には、強力なホチキスのような「タッカ」という工具を使って、バチンバチンと留めていきます。
屋根材には、アスファルトシングル材を使う予定ですが、これは次回来たときに。
ひさしのサイズは、幅220センチ、突き出し部分が140センチほど。
雨よけとしては十分に役に立ってくれそうです。
かかった費用は、8000円くらい。
これが、今年の小屋での作業の第一弾。
小屋には、東側と南側にデッキがあるのですが、今年は西側にもデッキを増築したいなと思っています。
あるいは、屋根にデッキをつけるとか、ツリーハウスを造るとか。
まだまだ小屋での作業は続きそうです。