特に当てがあったわけではなかったのですが、千葉県野田市郷土博物館をカーナビにセットして家を出ました。

駐車場に車を停めて中に入ると、運良く張子人形展をやっていました。

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展示されている張子人形は個人の蒐集したものの一部のようで、その数の多さにはびっくり。

張子人形は、昔話から飛び出してきたような素朴なものばかりで楽しめました。

だるまと招き猫好きの私としては、これが欲しい!

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同じ敷地にある公民館は、醤油醸造家であった茂木佐平治家の邸宅であったのが野田市に寄贈され、公民館として使われるようになった古い建物です。

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市民であればごく安い料金で利用する事も出来て、この日も眺めのいい和室で俳句の勉強会をやっていました。

飲食も持ち込みで出来るようで、風情ある会合が出来そうです。

お昼を過ぎていたので、ランチ目当てにぶらぶら歩くと、こんな気になるメニューが目にとまりました。

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インドの山奥?

気になって入ったお店の名前は、VERY。

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お店に入るとなんだか只者ではない雰囲気が漂っていました。

オールドアメリカンを感じさせるグッズがあると思うと、プロレスやサッカー関係のグッズもたくさん。

入り口付近には、こんな大きなものも。

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注文したインドの山奥の正体は、カレーハンバーグでした。

辛さを選べたので、激辛を注文。

辛いことは辛いのですが、旨味が勝って美味しく頂けました。

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メニューも豊富で、かなりいい店でした。情報が何もなくて入った店が当たりだと、ちょっと嬉しいですね。

ランチの後、当てもなく歩くと、遠くに「もの知りしょうゆ館」の看板が見えました。

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ここ野田市は、「むらさきの里」の別称で呼ばれている、醤油で知られた土地です。

千葉県は、醤油の生産量は日本一。

キッコーマンの醤油が誕生した土地です。

キッコーマンの存在感はすごく、街を歩くと至る所でキッコーマンの文字が目に入ります。

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豊田市のトヨタのようなものでしょうか。

「もの知りしょうゆ館」はキッコーマンの醤油の製造工程を見学出来る施設でした。

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予約をしておけばガイドさんに案内してもらえるのですが、飛び込みだったのでフリーで見学しました。

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館内には醤油を楽しめる軽食処があったので、豆腐を注文。

いろいろな醤油で豆腐を食べるという趣向のメニューで、なんと50円!

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いいですね、こういうの。

見学のお土産として、こんなものも頂きました。

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太っ腹ですね。

門にいた守衛さんから、「醤油をゲットしましたね。なくなった頃、また来てくださいね」と声をかけられました。

この会社の雰囲気と余裕を感じさせる嬉しい一言でした。

車で通り過ぎていた時には気がつかなかったのですが、これほどまでに1つの会社を感じさせる土地は、日本でもそうは無いのではないでしょうか。

当てもなく出かけたにしては、なかなかいいぶらり旅でした。