体も心も疲れているときに見たい映画というのがあるようです。

 

生き方のヒントをくれるような映画、ものの見え方が変わるような内容の映画です。

 

ここ3ヶ月くらいバードなことや課題が続き、少々疲れたなと思った矢先、体の調子を崩してしまいました。

 

タフだとは思っても体のあちらこちらが具合が悪いことは確かなので、精密検査を受けるということはもちろん進めています。

 

一方で、やっぱり気持ちを休ませないといけない気がしました。

 

ブログを見てくれている知人からは、しょっちゅう遊んでいるように見られているのですが、1日の仕事に関わる時間は、12時間から15時間であることはほぼ毎日のことで、帰りはほとんど0時過ぎの電車です。

 

さすがにこれも良くないように思います。

 

週末、家内に用事があったこともあって、金曜の夜に独りで浦賀のマンションに行って、ひたすら音楽と映画に浸りました。

 

観た映画は次の4本です。

 

・アバウト・タイム~愛おしい時間について~

・ニューヨーク冬物語

・アルジャーノンに花束を

・LIFE!

 

いずれも困難に直面しながらも、その中で幸せや自分の役割をみつけていくという内容です。

 

この4本の中に、過去のある時点に戻ってその場面をやり直す能力を持った主人公が登場する映画がありました。

 

主人公は、遺伝的にその能力を持つ家系に生まれました。

 

あるとき、同じ能力を持つ父親から次のようなアドバイスを受けました。

 

「たまらなく辛いことがあった日は、その日に戻って、もういちどその1日を過ごせ」

 

こんな内容です。

 

過去のその日に戻ったとき、主人公には同じように辛いことが起こります。

 

結果を知っているわけですから、辛いことにならないように振舞うこともできますが、そうはしません。

 

その場面での対応の仕方、それはちょっとした言葉やしぐさだったりするのですが、そのちょっとしたことで、その日が素晴らしく充実した日に変わりました。

 

どんなに悪い状況でも、前に進むためには、これは面白いことになったぞ、くらいに受け止められることが大切です。

 

私は、もともとはそんなふうに考えるタイプなのであえて理屈でそんなことを考えてはいませんでしたが、この映画を見て、目の前がとてもクリアになった気がしています。

 

↑素晴らしい映画でした。