「ぶらあぼ」という音楽誌を見ていたら、面白そうなコンサートがあったのでチケットを予約して聴いてきました。

場所は、鎌倉芸術館で、演奏は鎌倉芸術館ゾリステン。
鎌倉ゾリステンは、鎌倉芸術館の専属アンサンブルで、徳永二男、古川展生、漆原姉妹をはじめとした、そうそうたるメンバーで構成されています。
プログラムは、次の通り。
<第1部>
ヴァイオリン協奏曲<和声と創意の試み>より「四季」 (ヴィヴァルディ)
<第2部>
4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 (ヴィヴァルディ)
ブエノスアイレスの四季 (ピアソラ)
ヴィヴァルディとピアソラの「四季」という面白い内容です。
4つのヴァイオリンのための協奏曲も、「四」がキーワードになっていますね。
ヴィヴァルディの「四季」では、各シーズンでソリストを変えていたので、なかなか楽しめました。
音色、音量などが季節ごとに変わるのはコンサートとしては面白い趣向です。
ただ、演奏の雰囲気が、ちょっと硬く、昨年聴いた「新イタリア合奏団」の、音楽を楽しんでいるような演奏と、つい比べてしまいました。
4つのヴァイオリンのための協奏曲は、「四季」ではソロを担当しなかった3名が加わり、これも演奏者ごとの違いを面白く聴けました。
ソリスト4人は立って演奏していたので音楽の気持ちが体全体から感じられ、「四季」よりもスリリングな雰囲気でした。
ヴィヴァルディの協奏曲をライブで聴くと、ソリストが見せ場を作る部分はスリリングです。
この感じは、たとえばスーパーギタートリオの凄まじいアドリブに興奮することに似ています。
ヴィヴァルディの時代の人たちにとっては、ソリストの見せ場は、かなり楽しめたのではないかと想像できます。
できれば、横一列ではなく、4人が顔を見合わせて演奏できる配置のほうが、よりスリリングになったかもしれません。
最後のピアソラは、徳永二男さんがソリストとして演奏しました。
さすがの貫禄というか、余裕でスリリングな音楽を聴かせてくれました。
ピアソラは、大好きな作曲家です。
たとえば「天使のミロンガ」や「オブリオン」などをギターで弾くと、自分の稚拙な演奏でも、情熱と悲しみに溢れたメロディーにぐっときてしまいます。
今回のピアソラの「四季」は、デジャトニコフ氏の編曲で、まさしく<創意>に溢れ、非常に楽しめました。
しかし、素晴らしい雰囲気を持つ鎌倉芸術館と鎌倉芸術館ゾリステンを持つ鎌倉市民はうらやましい!

場所は、鎌倉芸術館で、演奏は鎌倉芸術館ゾリステン。
鎌倉ゾリステンは、鎌倉芸術館の専属アンサンブルで、徳永二男、古川展生、漆原姉妹をはじめとした、そうそうたるメンバーで構成されています。
プログラムは、次の通り。
<第1部>
ヴァイオリン協奏曲<和声と創意の試み>より「四季」 (ヴィヴァルディ)
<第2部>
4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 (ヴィヴァルディ)
ブエノスアイレスの四季 (ピアソラ)
ヴィヴァルディとピアソラの「四季」という面白い内容です。
4つのヴァイオリンのための協奏曲も、「四」がキーワードになっていますね。
ヴィヴァルディの「四季」では、各シーズンでソリストを変えていたので、なかなか楽しめました。
音色、音量などが季節ごとに変わるのはコンサートとしては面白い趣向です。
ただ、演奏の雰囲気が、ちょっと硬く、昨年聴いた「新イタリア合奏団」の、音楽を楽しんでいるような演奏と、つい比べてしまいました。
4つのヴァイオリンのための協奏曲は、「四季」ではソロを担当しなかった3名が加わり、これも演奏者ごとの違いを面白く聴けました。
ソリスト4人は立って演奏していたので音楽の気持ちが体全体から感じられ、「四季」よりもスリリングな雰囲気でした。
ヴィヴァルディの協奏曲をライブで聴くと、ソリストが見せ場を作る部分はスリリングです。
この感じは、たとえばスーパーギタートリオの凄まじいアドリブに興奮することに似ています。
ヴィヴァルディの時代の人たちにとっては、ソリストの見せ場は、かなり楽しめたのではないかと想像できます。
できれば、横一列ではなく、4人が顔を見合わせて演奏できる配置のほうが、よりスリリングになったかもしれません。
最後のピアソラは、徳永二男さんがソリストとして演奏しました。
さすがの貫禄というか、余裕でスリリングな音楽を聴かせてくれました。
ピアソラは、大好きな作曲家です。
たとえば「天使のミロンガ」や「オブリオン」などをギターで弾くと、自分の稚拙な演奏でも、情熱と悲しみに溢れたメロディーにぐっときてしまいます。
今回のピアソラの「四季」は、デジャトニコフ氏の編曲で、まさしく<創意>に溢れ、非常に楽しめました。
しかし、素晴らしい雰囲気を持つ鎌倉芸術館と鎌倉芸術館ゾリステンを持つ鎌倉市民はうらやましい!