1月27日にベルサール汐留で開催された「pepper ワールド 2016」を見てきました。
1回2時間で時間帯も指定された事前登録制のイベントです。
会場は多くの人で溢れ、pepperに対する関心の高さを感じました。
展示は「未来の」がキーワードになっていて、次のカテゴリに分かれていました。
・未来の受付
・未来のトラベル
・未来の教育
・未来の医療
・未来の介護
これに加えて、次のコーナーも用意されていました。
・導入事例
・Pepper for Biz 体験コーナー
・Pepper for Biz 予約コーナー
・開発ベンダー紹介コーナー
全体を見渡して、あっと驚くようなものは無く、どの展示も手探り状態という印象を受けました。
pepperと自由に会話するというより、タブレット画面に表紙されている内容をpepperが説明するパターンと、タブレット画面にタッチしながらそれにpepperが応えるというパターンが目立ち、必ずしもpepperでなくていいのでは、と思わせる例がいくつも見られました。
この状態が悪いかというとそんなことは無く、展示企業が手探りでもスタートしている事が大切で、すばらしい事だと思います。
pepperビジネスが継続して発展していくためには、pepperは人型であるということはどういうことか、ということを突き詰めて考える必要がありそうです。
このことの深い理解が無く、表面的なアイデアでだけでは行き詰ったり、飽きられたりしそうです。
pepperを使った展示を多く見ることで、展示会でどのようにpepperを見せたらよいかということが良くわかったことは収穫でした。