どこでも仕事ができるノマド的な仕事環境は魅力的です。

そのためにはノートパソコンを持ち歩くのが一番ですが、軽く薄くなったとは言っても、常に鞄に入れて持ち歩くのはためらわれる重量です。

ふと、大昔に使っていたワープロを思い出しました。

ワープロは画面表示が10数文字×2行の時代から何台か使いました。

最後に使ったワープロは、大型の液晶にプリンタもついているわりに小型で、鞄に押し込んで出張に持って歩きました。

ずいぶんと小型になったものだなあと感心していましたが、それでも2キロはあったと思います。

そのときから考えると、1キロに満たないノートを持ち歩くことをためらうなんて、軟弱になったものです。



外で仕事をしたい場合、たいていはメールや文章を書くような文字中心の仕事です。

 

iPhoneは常に持ち歩いているのでそれで文字を打てないことはありません。

でも、トシのせいか、iPhoneの小さな画面のソフトウェアキーボードでは誤入力が多くなり、長い文章を書く気にはなれません。

 

そんなわけで、持ち歩きにも重すぎず、長文入力もやりやすいということで、いつもはiPad miniを持ち歩いています。

 

画面に表示されるキーボードでも使えますが、ハードウェアキーボードの使いやすさには勝てないので、ケースと一体になった小型のキーボードを持ち歩いていました。

 


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これはこれで良かったのですが、久しぶりにAppleのミニキーボードを使ってみたところ、実に快適に文字の入力ができました。

 

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何よりも、右下に独立して配置されている矢印キーを使って入力位置を簡単に決められるのが便利です。

  

少し大きくて、少し重くなりますが、我慢できない重さではありません。

 

iPad miniを立てかけるには、こんなものを使っています。

 


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持ち運ぶときは、こんな感じで折りたためます。

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開き方を変えるとiPhoneを立てかけることもできます。

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この環境でだいぶスムーズにタイプできるようになりましたが、普段の仕事ではWindowsを使っているため、互換がないキー操作にはとまどいます。

 

その一番は、入力方法の切り替えでした。

 

このストレスを少なくするために、設定画面でキーボードの種類を「日本語-ローマ字」と「英語」の2つだけにしました。

 

「日本語-かな」と「絵文字」を削除してしまったのです。

 

こうすることで、Control+spaceキーで、日本語入力と英語入力を切り替えることができるので、だいぶ操作性があがりました。

カフェなどの落ち着いた場所で文章を書くときには、この組み合わせで快適に作業をしています。