読響の会員になっていることもあって、読響のコンサートに行くことが多くなっています。
カンブルラン、ロト、テルミカーノフ、ヴァンスカというように、一流どころの指揮者が振ってくれるので、ほとんどの場合、感動してステージが終わります。
割れんばかりの拍手と、飛び交うブラボーの声!
そんな場面で、いつも、惜しいなあと思うことがあります。
それは、起立した団員の向きです。
そのまま椅子から立ち上がるので、第1ヴァイオリンやヴィオラなどは、客席ではなく、内側を向いているのです。
これはちょっとおかしくはないでしょうか?
パリ管の演奏会では、団員すべてが客席のほうを向いていて、これが実にかっこいいのです。
12月号の「レコード芸術」の表紙は、アンスネスが写っていて、オーケストラ(たぶん、マーラー・チェンバー・オーケストラ)の団員は客席に向かって笑顔で立っています。
これが自然だし、かっこいい!
読響も含め、日本の多くのオーケストラには、ぜひ考えてほしいものです。
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