ツール・ド・日光の前日のこと。
午前中に日光に到着したので、足慣らしにと、Kさんと中禅寺湖に向かうことにしました。
中禅寺湖に行くには「いろは坂」を通らなくてはなりません。
今市の宿に車を停めて走り出すと、何とも足が重い。
なかなかスピードを上げて走ることができません。
メータで道の斜度を確認すると、2~3%ありました。
てっきり平坦な道だと思っていましたが、実は上りなのでした。
先まで見える道を走っていると、こういうことがよくあります。
浅間高原あたりを走ると、遠くから見ると下りに見えても、実際には8%の坂だったりします。
「いろは坂」はとんでもなく大変な坂というわけではなく、なんとか、フロントをインナーに落とさずに登りきることができました。
「いろは坂」は上りと下りでは別の道になっていて、どちらも2車線なので、自転車にとっては車の心配が少なくて走りやすい道ですね。
車も、自転車が走っているのが見えると、よけて内側の車線に移ってくれます。
中禅寺湖に下る前にある明知平からの眺めは素晴らしく、はるか下に帰りに通る坂を見ることができました。
中禅寺湖に着くと、ちょうどお昼時だったので、目についたレストランに入り、「湯葉丼」なるものを注文しました。
中華丼の具のほとんどが湯葉になったと思えばよく、湯葉の食べ方としては美味しい料理だと思います。
腹ごしらえをしてから、下りに突入です。
下り、特に、荒れた道の下りは苦手です。
自転車がはねてしまい、瞬間的にハンドルの制御が効かなくなるのが怖いのです。
走り出してすぐにヒヤッとした場面がありましたが、道は大きくバンクがとってあり、対向車がこないので、想像とは大きく異なり、走りやすい道でした。
いろは坂を下りきってからも、緩やかな下りが続き、楽に宿まで戻ることができました。
走行距離は50㎞ちょっと。
ツール・ド・日光の前日の足慣らしとしてはちょっとハードでしたが、翌日の大会に対して気持ちの余裕が生まれました。
それに反して、脚の余裕がなくなっていたのを知る由もなく。。。
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