浅間の小屋には水道を引いていないので、水は貴重です。


洗い物はポリタンに入れた水を使い、飲み水は最近とても安くなったペットボトルを利用しています。


4人分くらいの洗い物があっても、汚れはティッシュで落としておき、水を出しっぱなしにしないで洗えば、14リットルのポリタンクの水があれば1泊くらいは十分に持ちます。


1つの食器を洗っているときには、水は下の食器に流れるようにします。


少しの水で洗剤で汚れを落とし、手を使って水が食器の表面に良く広がるようにキュキュッとみがけば洗剤はきれいに流せます。


たとえばコップ一杯の水をテーブルにこぼして広げるとかなりの面積になります。


その広がった水を、無駄なく汚れ落としに使う、というイメージです。


これまでは川に行って歯磨きをして、顔を洗っていました。


川の水は冷たくて、森の中にいる実感が味わえ、気持ちがいいのです。


ところが最近、体が硬くなってしまい、悲しいことに川辺にしゃがんで手を伸ばしても、水面に届かなくなってしまいました。


さあ、困った。


そこで、食器洗いのことを思い出しました。


歯磨きの後、口を漱ぐのは、コップ3分の1もあれば十分です。


顔は、食器洗いの時の大皿と同じように考え、手にこぼした水を顔全体に広がるようにして汚れを落とします。


この方法で顔を洗ったら、なんとコップの水が残ってしまいました。


どう考えても、テーブルの面積より顔の表面積のほうが狭いはずなので、表面に広げることができる「きれいな水」は相当量あるのです。


そんなわけで、コップ一杯の水があれば、歯磨きと洗顔ができるワザを身につけました。



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