香取神宮と息栖神社に行ってきました。
香取神宮は千葉県、息栖神社は茨城県にあり、鹿島神宮(茨城)と合わせて、東国三社と言われています。
今では「神宮」がついた神社はいくつもありますが、江戸時代までは、伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮の3社しかありませんでした。
その由緒ある「神宮」の社号が付けられた神社が、20キロほどしか離れていない場所に2つあるというのは面白いことです。
昔の北日本の人は、伊勢神宮にお参りしたあと、東国三社をまわってから帰るというのがひとつのパターンだったようです。
昨年、鹿島神宮に行ったとき、木で作られた根付を買ってきました。
付ける場所も思いつかなかったので、しばらく鞄の中に入れっぱなしにしていたのですが、ある日とり出して、あることに気がつきました。
木部は3面にカットされていて、そのうちの2面は何かがはがれたようなくぼみがあり、いかにも未完成に見えました。
3社それぞれにこのくぼみに貼るシールが用意されていて、3社巡って1つの根付が完成する、というアイデアでした。
この日、最初に訪れたのは息栖神社です。
茨城県神栖市にある息栖神社は3社の中では一番小さい神社です。
丁度、胎内くぐりの輪が用意されていました。
息栖神社のシールを手に入れて、次は千葉県香取市にある香取神宮に向かいました。
香取神宮は、3社の中では最も大きくて、黒塗りの拝殿は実に立派です。
これで、3か所のシールがそろいました。
1つにまとめると、こんな感じ。
あしと時間を使ったこともあって、なんとはなしに、有難味があります。
お守り同様に、いつも身に着けているべきなのですが、根付として付けるものが見当たりません。
そういえば、携帯と違ってiPhoneには、ストラップをつける穴もないんですね。
ということで、机の上のスタンドにひっかけてあります。
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