このところのギターの弾き方は、楽譜を取り出して、気の向くままに曲を選んで弾くという感じで、これはよくないなあ、と思っていました。


ほとんど初見のような弾き方で次々と曲を変えるわけですから、多少の指の訓練にはなったとしても、曲を深く掘り下げて完成させていくわけではないので、上達するはずがないのです。


これではいけないなと何年も思い続け、それでも改善できないでいました。


トシをとったせいか、このごろ、毎日をしっかり生きたいとか、1食1食を大切にして美味しいものだけを食べたいと、強く思うようになりました。


ギターについてもしかり。


教室に通っていたころは半年に1回のペースで発表会があったので、半年ごとに曲が仕上がっていました。


それが今ではどうでしょう。


楽譜がないと1曲もまともに弾けません。


40年以上もギターを続けていて、これはちょっと悲しい。


そう思って、来年はテーマを決めて取り込もうと、決意しました。


選んだのは、ヴィラ=ロボスとタレガ。



20140120_01



ヴィラ=ロボスは、12のエチュードと5つの前奏曲、そして5つのショーロからなる「ブラジル民謡組曲」が有名です。


その中から5曲~8曲くらいを選んで、1年かけてきちんと弾けるようになろう!


そして、まずエチュード第1番の練習を始めました。


左手はそれほど難しくはないのですが、右手のアルペジオが苦手で、どうかすると指がもつれてしまいます。


また、1弦~3弦に表れるミの音をどう処理するかで、曲の面白さが変わってきます。


高速で弾くとかっこいいのですが、速さよりもいい響きで曲を作れればと考えています。


タレガからは、ギターらしい小品を。


ラグリマやアデリータなど、ギターを始めたころに挑戦した小品や前奏曲から数曲。


こういう小品も、ギターの良さを伝えられるような演奏がきるようにしたいものです。


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