実家に帰った時、母を連れてぶらりと妻沼(埼玉県熊谷市)の聖天様に行ってみました。
昔は妻沼は妻沼町として独立していたのですが、市町村統合の流れで熊谷市と合併した地域です。
中学生まで熊谷で育った私からすると、妻沼はちょっと遠いエリアでした。
そこに「聖天様」という立派なお寺があることは知っていたのですが、小学生の時に1回行ったきりで、思い出そうとしても風景の断片も浮かばない場所でした。
聖天様は正しくは「歓喜院」という名称のお寺です。
鎌倉幕府ができる少し前、斎藤別当実盛という武将が建立したお寺です。
胸にぐっとくるような木曽義仲との逸話が残っていて、斎藤別当実盛は、なかなかの人格者だったようです。
長い間修復改修工事が行われ、2012年に国宝に指定されてからは観光バスも来るようになりました。
彩色が施された建物は、日光の東照宮とは言わないまでも、「埼玉の小日光」といわれるのにふさわしい重厚なものでした。
境内にはいくつかのお店が並んでいます。
聖天寿司という長い稲荷寿司が有名らしいのですが、あいにく売り切れていました。
ちょっと小腹がすいたので、いい雰囲気のたたずまいの「騎崎屋」さんに入ってみました。
このお店の建物は建て替えられていましたが、江戸時代から続いているお店です。
少し傾いた日の光が格子戸から入り、ゆったりした空気が流れていました。
通された席は、掘りごたつ!
寒かったので、こたつの暖かさはなによりのおもてなしです。
実盛うどん、ぜんざい、味噌おでんを注文。
実盛うどんは、細く切った山芋としっかり味がしみ込んだシイタケが美味しく、滑らかな触感のうどんと併せ、飽きのこない美味しさでした。
ぜんざいは、お餅が香ばしく、おすすめです。
女将さんと最近の聖天様の事や落語の話などをして、なかなかいい午後を過ごすことができました。
身近なところにも、いい場所って、まだまだあるもんですね。
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