福田進一さんのアルバムは、手に入れるたびに驚かされます。


今回手にしたのは、「ブエノスアイレスの冬」というアルバム。



まじめな社長のふまじめなブログ-20130704_01


1曲目の「アデイオス・ノニーノ」が鳴り出したとたん、その響きにびっくりしました。


「ギターは小さなオーケストラだ」、とは、ベートーヴェンが言った言葉として知られていますが、その可能性がさらに広がったという印象を受けました。


響きの幅が、非常に広いのです。


ギターは弾くのも聴くのも大好きですが、福田進一さんが、(価格は違うにしても)私と同じギターという楽器を弾いていることが信じられません。


楽譜から最大限に音楽を引き出し、それを演奏した時に音が空間に飛び散って、聴く人の耳にどう届くか、ということまで考えられた演奏に思えます。


最近聴いたオーケストラものでは、サロネンが指揮したシベリウスの「エン・サガ」からも同じ印象を受けました。


福田進一さんは、アルバムが出されるごとに新しい発見と驚きが味わえる、素晴らしい演奏家だと思います。


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