最近、シベリウスの「カレリア組曲」にはまっています。


カレリア組曲は、3曲からなる組曲ですが、特にお気に入りは3曲目。


きっかけは、オスモ・ヴァンスカ指揮、ラハティ交響楽団の演奏でした。


カラヤンはシベリウスにいい演奏を残していて、私も好きなのですが、オスモ・ヴェンスカのシベリウスを聞いた時には衝撃を受けました。




まじめな社長のふまじめなブログ-20130527_14

カラヤンが、音の美しさを積み上げた重厚なシベリウスだとすれば、オスモ・ヴァンスカのシベリウスは、軽くさらりと流れる春の小川のようなシベリウスなのです。


足取り軽く流れ、シベリウスが書いた音楽のしくみが、はっきりと聞こえてくることに驚き、それが感動をよびます。


カラヤンの演奏からは、音楽の仕組みの面白さはあまり聴こえてきません。


ネーメ・ヤルヴィの演奏も素晴らしく、すべてを知り尽くした感のある大人の演奏を聴くと、これが本命かなとも思ってしまいます。


管楽器の活躍が面白いのは、ハンニカイネンの演奏。


管楽器のお互いの絡み方がよくわかり、楽しさが倍増します。


イヤフォンでオスモ・ヴァンスカのでカレリア組曲を聴きながら歩いていると、音楽の素晴らしさに涙が出てきます。


セーゲルスタムやパーボ・ベルグルンドなど、10枚くらいのカレリア組曲を聴きましたが、今のところオスモ・ヴァンスカまたはハンニカイネンの演奏が私の愛聴盤です。


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