20年間勤めていた会社は群馬にありました。
東京に住んでいたので、通勤には往復5時間ほどかけていました。
若いころは車で通っていましたが、だんだんアクセルを踏む脚が痛くなり、辞めるころには週の半分くらいは電車通勤をしていました。
東武線の羽生駅を利用していたころ、冬になると駅前に屋台が出ていました。
「今日は屋台でラーメンを食べていこう」と決めて会社を出て羽生駅前に行くと、ときどき屋台が出ていないことがあります。
そんなときは、本当にがっかりしました。
どうしてもラーメンを食べたかったとき、屋台が組みあがるのを待てずに、組み立てを手伝ったこともありました。
上野で立ち飲んだあと、蕎麦屋に入るというのが私の定番です。
その日はなぜか蕎麦を食べる気分になれず、上野駅に向かいました。
交差点の赤信号を待っていると、屋台のラーメン屋が目に留まりました。
こんなところに屋台がでていたっけ?
一瞬迷ってから、「ラーメンください」とおやじさんに注文。
やや細麺のラーメンは、正統派の内容でした。
ホッピーで酔ったあとの締めには最高でした。
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