若いころは、オーケストラものが好きでした。
最近では、気が付くと室内楽のCDを聴いていることが多くなりました。
もちろん今でも交響曲や管弦楽曲が好きですが、どかーん、という音圧を聴き続けていると疲労を感じやすくなってきました。
トシ、でしょうか。
食べ物でも、トシとともに、嗜好が変化します。
あれほど好きだったカップ麺は、塩分を強く感じてしまい、あまり食べなくなりました。
室内楽もバロックはよく聴いていましたが、最近では弦楽三重奏や弦楽四重奏曲を好んで聴くようになりました。
今も、ウィーン弦楽四重奏団の演奏する「死と乙女(シューベルト作曲)」が流れています。
第2楽章は、シューベルトらしい「歌」に満ちた美しい曲です。
昨晩は、シベリウス作曲の弦楽四重奏曲「親愛なる声」とヴェルディの弦楽四重奏曲ホ短調を聴きながら寝ました。
シベリウスもヴェルディも、弦楽四重奏曲とイメージが重なりにくい作曲家ですが、どちらの曲も美しいものでした。
これまで積極的に手を出さなかったジャンルですが、10年や20年では味わいきれないくらいの広大な世界が待っているようで、嬉しくて仕方がありません。
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