ストビンスキーの「春の祭典」が大好きで、この曲だけで数十枚のアルバムが手元にあります。
この曲を聴くと「幸せな気持ちになれるか」、というとそうでもなく、「幸せな気持ちになれる曲」となると、別の選択になります。
そんな曲の筆頭にあげられるのは、クライスラーによるクライスラーのバイオリン曲の演奏です。
録音の古さも手伝ってか、なんだか懐かしい、温かく「いい時代を感じさせる」、幸せな気分にさせてくれます。
もうひとつは、ハイフェッツのこのアルバム。
チゴイネルワイゼンのほか、サンサーンス、ベートヴェン、チャイコフスキーのバイオリンの小品が収められています。
買ったのは10代の頃で、LPを買い始めて間もなく手に入れたアルバムです。
サンサーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、ちょっと憂鬱な感じの曲なのですが、それでも「幸せな気分」になります。
もしかすると、このアルバムを熱中して聴いていた頃の自分が、幸せな時を過ごしていたのかもしれません。
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