バッハのシャコンヌは、ギターをあまり弾かなくなった今でも、ちょっとギターを弾こうかな、と思ったとき、まっさきに楽譜を取り出す曲です。
いろいろなパターンの変奏があるため、指のトレーニングに持ってこいなのです。
福田進一さんの新譜にシャコンヌが入っていたので、早速手に入れて聴いてみました。
聴きなれた曲も、福田進一さんの手にかかると、新しい曲として生まれ変わるので、新譜が出るのが楽しみです。
福田さんは、2000年にもシャコンヌが入ったバッハアルバムを録音しています。
2000年の演奏はスケールが大きく、勢いがあり、変奏ごとの違いも面白く、ドラマチックな演奏でした。
今回の演奏では、すべての音が整理されて明確に響き、静かに着実に「シャコンヌ」という大曲が流れていきます。
今回の演奏では、アクセントのとりかたが勉強になりました。
すぐに楽譜を取り出して、マネをしてみました。
平坦だった演奏が、少しだけ立体的になったような気がします。
シャコンヌは技術的に難しいだけでなく音楽的にも奥が深く、十数分を飽きさせずに聴かせることなんてできません。
この先も人前で弾くようなことは無いと思いますが、練習は地道に続けたいと思います。
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