マーチンローガンのSL3を使ってから15年くらいになりますが、このスピーカーシステムは実に心地よく音楽を聞かせてくれます。
右側の背の高いのがマーチンローガンです。
シルクのカーテンの向こうで静かに音楽がなっている、というイメージの音です。
すべての音楽を柔らかく、ふわりと再生してくれます。
実際、振動板は空気より軽いと言われている透明なフィルムで、このフィルムが数千ボルトの電圧によって動き、静かに空気を振わせます。
そんな音ですから、マーチンローガンに向いている音楽とそうでない音楽があるようです。
ピアノやギターなどの器楽やボーカル、そして小規模な編成の音楽は得意ですが、どうもオーケストラをリアルに再現するというのは苦手なように思います。
鮮烈さ、という要素は今ひとつかもしれません。
たとえば、パーカッションなどアタックがはっきりとした音では、もっと鮮烈な音がほしくなります。
シルクのカーテンが無くなってほしいのです。
マーチンローガン購入から12年たった頃、エラックのスピーカーシステムが加わりました。
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