今から30年近く前、ギターと同じくらい自転車に凝っていた時期がありました。
自分でパーツを買ってきて組み上げるということを楽しんでいました。
当時は折りたたみ自転車、マウンテンバイクなどはほとんど無くて、今で言うロードバイクか、ランドナータイプが主流でした。
最初は既成のクロモリフレームに、デュラエースや、ロイヤルコンペなどを組み合わせてたのですが、自分の体に合わせてフレームを作りたくなりました。
その頃出入りしていたショップのオーナーに相談して注文したのが、下森製作所(当時は大阪)の「PELOTON(プロトン)」というフレームです。
今はわかりませんが、当時はサンツアーのロードチームが使っていたフレームだったと思います。
薄いスカイブルーのパール色で、パイプの接合部のラグが短く削られ、美しいフレームでした。
写真ではわかりにくいですが、日焼けでムラだらけになっています。
この自転車はだいぶ乗っていたのですが、自転車熱が冷め、日常的に走れる自転車だけ1台を残そうと思ったとき、プロトンのロードバイクは、パーツをはずされフレームだけになりました。
狭いマンションなので、置く場所にも困り、しばらくの間はオブジェとしてトイレに置いていたのですが、いつの間にか、ベランダに出されてしまいました。
そのまま風雨にさらされ、10年くらいが過ぎました。
先日の夜中、急にこのフレームが気になり、もう午前2時を過ぎていましたが、フレームを室内に持ち込み、ごしごしと磨いてみました。
やはり風雨には勝てず、美しかったフレームも、ムラだらけになっていました。
ヘッドパーツは、オイル洗浄財を使えば、輝きは取り戻せそうです。
フレームは、一度コンパウンドで磨き上げてみようと思います。
きれいになったら、押入れの隅にいくつかのパーツは残っているはずなので、このフレームで自転車を組み上げようと思っています。
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