今から30年近く前、ギターと同じくらい自転車に凝っていた時期がありました。


自分でパーツを買ってきて組み上げるということを楽しんでいました。


当時は折りたたみ自転車、マウンテンバイクなどはほとんど無くて、今で言うロードバイクか、ランドナータイプが主流でした。


最初は既成のクロモリフレームに、デュラエースや、ロイヤルコンペなどを組み合わせてたのですが、自分の体に合わせてフレームを作りたくなりました。


その頃出入りしていたショップのオーナーに相談して注文したのが、下森製作所(当時は大阪)の「PELOTON(プロトン)」というフレームです。


今はわかりませんが、当時はサンツアーのロードチームが使っていたフレームだったと思います。


薄いスカイブルーのパール色で、パイプの接合部のラグが短く削られ、美しいフレームでした。



まじめな社長のふまじめなブログ-20110213_blg04
当時は、パールの輝きが美しいフレームでした。

写真ではわかりにくいですが、日焼けでムラだらけになっています。


この自転車はだいぶ乗っていたのですが、自転車熱が冷め、日常的に走れる自転車だけ1台を残そうと思ったとき、プロトンのロードバイクは、パーツをはずされフレームだけになりました。


狭いマンションなので、置く場所にも困り、しばらくの間はオブジェとしてトイレに置いていたのですが、いつの間にか、ベランダに出されてしまいました。


そのまま風雨にさらされ、10年くらいが過ぎました。


先日の夜中、急にこのフレームが気になり、もう午前2時を過ぎていましたが、フレームを室内に持ち込み、ごしごしと磨いてみました。


やはり風雨には勝てず、美しかったフレームも、ムラだらけになっていました。



まじめな社長のふまじめなブログ-20110213_blg05
シール類はすべてはがれていました。


まじめな社長のふまじめなブログ-20110213_blg06
下森さんのサインも消えています。残念。


ヘッドパーツは、オイル洗浄財を使えば、輝きは取り戻せそうです。


フレームは、一度コンパウンドで磨き上げてみようと思います。


きれいになったら、押入れの隅にいくつかのパーツは残っているはずなので、このフレームで自転車を組み上げようと思っています。



まじめな社長のふまじめなブログ-20110213_blg08
刻印に塗られた黄色の塗装は無事でした。


まじめな社長のふまじめなブログ-20110213_blg07
直付け小物も美しいカットです。


ブログランキングに参加しています。

にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ
にほんブログ村 応援よろしくお願いします。