亡くなった義父は、オールドパーが好きでした。


好きと言っても、いつも飲むというわけでは無く、数ヶ月に少しだけ思い立った時にオールドパーを取り出して飲む、というペースだったようです。


義父は、アサヒビールを定年まで勤めました。


そのため尋ねていくと、必ずアサヒビールのドライでした。


ビールを注ぐと溢れる前に、グッとコップを持ち上げるクセがありました。


その感触を、今でも覚えています。


家内はひとり娘でお酒を飲まないので、私が時々尋ねた時に一緒にビールを飲むことを楽しみにしていたようでした。


結婚して間もなくのころ、「僕はこれが好きでね」と言って飲ませてくれたのがオールドパーでした。


年末に家内の実家に行った時、「もう飲む人がいないから」と、数本のお酒を頂きました。


その中に、オールドパーが有りました。



まじめな社長のふまじめなブログ-20110130blg07
香りが美味しいお酒です。


手つかずのオールドパー。


もしかすると、義父は、私と飲むためにとっておいたのかもしれません。


このオールドパーを、空になってしまったね、と言いながら、一緒に飲みたかったものです。


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