カメラといえば、ライカが有名ですね。
デジタルになっても、ライカのカメラは独特のステータスがあり、価格もとんでもなく高くて、相当な覚悟がないと手に入れることができません。
フイルムタイプの中古のライカであれば数万円から手に入れることができますが、それでも安くはありません。
ライカのフィルムカメラの流れは大きく見ると、バルナックライカとそれに続くM型ライカに分けられます。
今のライカのデジタルカメラは、M型の流れです。
バルナックタイプのライカ、特に距離計の内蔵されたタイプが出たときには、そのあまりにも高い技術力に、世界中のカメラメーカーが青くなったということです。
そして、なんとかバルナックライカに近づこうと、実にたくさんのコピー的カメラが作られました。
ロシアのゾルキーは、かなりアバウトなつくりですが、独特な写りかたをするレンズは、今でも人気があります。
日本では、レオタックスやタナック、そしてニッカなどのバルナックタイプのカメラが登場しました。
その中でも、ニッカのTYPE5は、バルナックライカと勝負できる優れたカメラです。
レンズは、フォクトレンダーのHELIAR 50mmを付けています。
バルナックライカは、TYPEⅢgになってからフィルムの入れ方が改善されましたが、ニッカのTYPE5も、裏ぶたが開けてからフィルムを入れるタイプになっています。
シャッタースピードは1000分の1秒まであります。
ファインダーには、視度調整の機能がついています。
最近は、もっぱらデジタルカメラばかり使うようになってしまいましたが、春になって、金属ボディーの冷たさが堪えなくなったら、このカメラをぶら下げて、下町の路地をうろろとしてみたいと思います。
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