「センター・オブ・ジ・アース」というディズニー映画をご覧になりましたか?


日本では、2008年の秋に公開されました。


主役は「ハムナプトラ」シリーズの、ブレンダン・フレイザーです。


地球の奥深を舞台にした冒険もので、最後は知恵を絞って、なんとか地上に戻ってくるというお話で、3Dでも公開されて話題になりました。

原作は、ジュール・ヴェルヌの「地底探検」


ヴェルヌ原作の映画が登場するたびに、彼の発想の豊かさに驚かされます。


東京ディズニーリゾートのアトラクションのほうが有名かもしれませんね。


この手の冒険ものが好きなので、映画館で見たかったのですが、つい見損ねてしまいました。


レンタルビデオとして店に並ぶのを楽しみにしていたところ、やけに早く「センター・オフ・ジ・アース」が登場したので、うれしくてすぐに借りました。


ジャケットは、メインキャストのフレイザー、ヒロインのアニタ・ブリエム、少年役のジョシュ・ハッチャーソンらしき3人が、地底をバックに立っている、まさしく、「センター・オフ・ジ・アース」です。


見始めると、どうもおかしい。


いつまでたっても、フレーザーが出てこないのです。


間もなく、同じ名前がつけられたC級映画だということに気がつきました。


俗にB級映画と呼ばれるカテゴリがあります。


予算がないところを、知恵をしぼってヒット作を作ろうとした映画で、オリジナリティーに飛んだ、いい映画がたくさんあります。


でも、この時借りたDVDは、公開される話題作に便乗したパクリ系の映画です。


この手の映画は、その根性がB級の足元にも及ばないので、ランク付けするなら、C級かそれ以下にすべきでしょう。


仮にC級とすると、C級映画は、ある程度セットもしっかりしていることが多く、予算的にはB級並みのものも多いようです。


問題は、タイトルを同じにする、という精神です。


いつものように、0時過ぎに家に帰り、スカパーの番組をチェックすると、ありました。


センター・オフ・ジ・アース!


キャストをみると、まったく知らない名前が並んでいます。


ストリーも、オリジナルとは違って、女性ばかりが数人、地底を探検するようです。


もしかしたら、と期待して見始めて、すぐに気がつきました。


これは、Z級映画だ!


そう、あるんです。


Z級映画が。


キャストはもちろん、ストリーからカメラワークを含め、何から何まで貧弱な、商品として市場にあるのが不思議な映画です。


見ること自体が時間の無駄なのですが、どのくらいZ級なのか興味があるので、レンタルビデオでZ級の気配を感じながらも借りてしまうことがしょっちゅうです。


さて、スカパーで放映された、この日の「センター・オフ・ジ・アース」


Z級の定義をしてみようと、メモを片手に、深夜3時までがんばることにしました。


(つづく)


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