筆記用具が大好きです。
昨日も、新宿の世界堂の1階をうろうろしていました。
ペン立てや引き出しには筆記用具があふれています。
でも、よく見てみると、「もらい物」が圧倒的に多いことに気がつきました。
展示会とか、アンケートの景品としてもらった筆記用具です。
買ったものは、ずいぶん悩んだ上で、長く使おうと思って手にしたものがほとんどです。
ラミーの製品が好きで、万年筆もボールペンもラミーのものが多いのですが、ちょっと気分を変えて文字を書きたいときに登場してもらうのが、この万年筆です。
モンブランの、万年筆の王様、「マイスターシュティック149」です。
万年筆の特集があれば、必ず取り上げられる名品です。
現在の値段を調べてみると、9万円ほどしているのを知り、ちょっとびっくり。
筆記用具としては高価で、当然自分では買えるはずのないものです。
実はこれも、もらい物。
「社会に出て働くようになったら、こういう万年筆を1本持っていたほうがいいよ」
そう言って、今から28年前、結婚して間もないころ、義父からプレゼントされたものです。
適度な重みと太さと、万年筆の重みだけでなめらかに書ける書き味。
「この万年筆に似合う大人にいつになったらなれるのだろう」と思いながら、とっくに50を過ぎてしまいました。
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