吾妻渓谷沿いの国道145号を長野原から渋川方面に走ると、長野原駅を過ぎてまもなく、川原湯温泉があります。
この温泉は、八ッ場ダムが完成すると、湖によって沈む場所としてしばしばメディアで取り上げられています。
国道からそれて温泉街に上がっていくと、「共同浴場王湯」という温泉がありました。
この日はすでに別の温泉に入っていたのですが、入湯料が300円と安いこともあって、もう一風呂浴びようとしたのですが、王湯の前に立ったのは、17時55分。
18時までに出なければならないので、残念ながらパス。別の機会に、ぜひ来ようと思います。
ここから少し走ると、高いところを横切る、巨大な橋や道路が目立つようになります。
八ッ場ダムによって沈む道路の代替道路です。
写真を撮ろうと、車を停めて見上げると、まるで山の一部が筒状に隆起したような奇景が目に入りました。
帰ってからネットで調べると、「丸岩」と呼ばれていることがわかりました。
景観にそぐわない、威圧的なデザインが多いのが気になります。
左側に写っているのが丸岩です。国道から一気に500m以上の高さにある巨大な岩で、かつてはここに「丸岩城」というお城があったそうです。
圧倒される景観です。
吾妻渓谷は、深いところに吾妻川が流れる、自然の力のすごさが感じられる景色がたくさん見られる場所です。
気が遠くなるくらいの年月をかけて出来上がった今の地形。
ここに人間が手を加えて大丈夫なのか心配です。
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