最近手に入れたオセ・オリベの弦巻きの調子が悪く、別のギターも気になりじっくり見たら、なんとも美しくない色になっていました。
銀の輝きを失っています。このギターは、亡き平田宏先生に相談しながら
広瀬氏にお願いした楽器です。平田先生の思い出がつまった楽器。一生
手放さないつもりです。
このギターは、1993年に広瀬達彦氏に製作して頂いたハウザーモデルです。
広瀬氏のハウザーモデルは、金色のライシェル(ドイツのメーカー)が基本でしたが、アンドレス・セゴビアが大好きなので、セゴビアのハウザーにならって、弦巻きも銀のライシェルにして頂きました。
ライシェルの糸巻きはやや重い巻き味なのですが、ドイツらしい正確さが感じられ、安心して使えます。
銀の食器は手入れと同じように、この弦巻きも手入れをしなくてはいけないのでしょうが、どうやったらいいかわかりません。
ギター本体からはずしてばらして、という方法もありますが、これを繰り返すと、木ねじの穴がだめになるでしょうから、極力やりたくありません。
これも味、と割り切るのがいいかもしれませんが、一度は買ったときの輝きを取り戻してみたいものです。
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