3G+WiFiのiPadを手に入れました。
こういうことにアンテナをたてていなければならない仕事柄、できるだけ早く手に入れるべきだったのですが、並んだり予約して「待つ」行為が苦手なので、フラリと立ち寄った店で手に入る時期に買えばいいだろう、と考えていました。
そして、フラリと立ち寄ったソフマップ。
「3Gならありますよー!」の声に、すぐに購入モードに入りました。
「思ったより重い」という人がいますが、道具らしい重さだと思います。
iPadを手にした人の意見は賛否両論ですね。
「Flashが再生できないのが致命傷」なんていう声が目立ち、これなどはFlashコンテンツをビジネスとしている私の会社にとっては、やっぱり致命傷ではあるのですが、ちょっと待てよ、と思うのです。
かつて、「やることが決まっていないのに、とにかくパソコンを1台」ということで、「パソコンを買ってはみたものの、ホコリをかぶってスリープ状態」の人が多い時代がありました。
この残した教訓は、いいかげんに学習すべきだとは思うのですが、「はじめてそのことを経験する世代」が待ち行列的に並んでいるわけですから、やっぱり自分で経験するしかないですね。
波状のトタン板を切ったことがありますか?
だいたい90cm×180cmくらいのサイズで売っていますが、これを短辺方向に切るのは至難の業です。
そのため、トタン板の波型に合わせた「波型のハサミ」があります。
このハサミは、トタン板を切るときには見事な働きをするのですが、それ以外の場では、まったく出る幕のない道具です。
iPadも、iPod touchも、「何かを実現してくれる道具」です。
その「何か」を持っている人にとっては、iPadは「最高の道具」でしょう。
「何か」を持っていない人は、「機能・性能」に批評の目がいくでしょう。
・・・なんだかまとまらない内容になってしましました。
なぜ、こういう文章展開になったのかというと、理由があります。
今日、秋葉原のヨドバシに行くと、「office 2010」のプロモーションが目に入りました。
新しいofficeが出るたびに、「便利な機能」を謳いますが、いい迷惑です。
メニュー構成にやっとなれたと思うと、新しいofficeが出て、またメニュー探しにウロウロする。
ウンザリです。
この行為で、どれだけ仕事がロスすることか!
officeは、もうだいぶ前に、ほとんどの人にとっては「完成された」ソフトになっていたと思うのです。
機能アップは、さりげなくしてほしい。
iPodやiPadのソフトのバージョンアップを見習ってほしい。
あるとき、「お、いつのまにかかゆい所に手がとどいたの?」と思うくらいに、今使っているユーザーを大切にした機能アップがさりげなく行われるのです。
ワードでも、エクセルでも、パワーポイントでも、日常的に使う機能は決まっていませんか?
携帯もそう。
身近な人の様子を見ても、通話とメールができれば十分、と考える人が増えてきているような気がします。
オフィスで関心があるとすれば、「クラウド」にどう絡んだ使い勝手になっていくのか、ということくらいです。
「クラウド」だって、つきつめれば、「やりたいことができれば面倒なことはやりたくないさ」ということの技術的解決ですよね。
ああ、officeを簡略化して、日常使う機能が充実していた「Microsoft Works」が懐かしい。
あ、最後になりますが、私にとってiPadは、「夢のような道具」です。
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