これまで長く生きてきて気がつかなかったことに直面して、戸惑ってます。
それは、言い回し。
次の表現に、違和感を感じますか?
1)積まさる
2)書かさる
3)合わさる
字面からは、なんとなく意味はわかってもられると思いますが、これらの表現を使うと、「それ、どういう意味ですか?」と聞かれることが多いのです。
次のように使います。
1)「車にこの荷物が積まさるかなあ?」
2)「このボールペン、書かさるかな?」
3)「こっちとあっちがピッタリと合わさった」
これらは、私にとっては、なんもおかしくない表現です。(あれ?「なんも」も方言かな?)
「○○さる」は、意味合いとしては、次のようなcan(=できる)のニュアンスなのですが、これがどうも通じない。
1)積むことができる、かな?
2)書ける、かな?
3)ピッタリと合わせることができた。
ちなみに、私は2歳から19歳まで埼玉県の熊谷で育ち、その後は30年以上東京で生活しています。
ちなみに、「○○さる」は、熊谷弁ではありません。
考えられるのは、両親の影響です。両親は北海道出身です。
困ったときの、ネット頼み。
調べてみると、ありました!
やはり、北海道の方言でした。
北海道出身の両親は、熊谷に住むようになってからは標準語を使っていたはずなので、私も熊谷弁になじむこともなく、自分は完全に標準語を使っていると思って生きてきたので、ちょっとショックでした。
親の影響はおそろしい。所々で方言を使っていたのですね。
ためしに、上の娘に聞いてみました。
「荷物がつまさる、って聞いて、何か変に感じる?」
「ううん、変じゃないよ。なんで?」
がーん。しっかり遺伝していた。
そういえば、我が家は、平均以上に車に荷物を積み下ろしすることが多い家庭。
娘は毎週のように、私の「やった!全部つまさった!」の表現を聞いていたのでありました。
ブログランキングに参加しています。
応援、よろしくお願いいたします!