メモというと、ペーパーを連想する人が多いと思います。


大好きな「新明解国語辞典第五版(三省堂)」で「メモ」の項目をひくと、次のように書かれていました。


・(後の必要に備えて)手帳・ノート・カードなどに大事なことの要点などを書き記すこと。


新解さん(新明解)のいいところは、「手帳・ノート・カードなどに」のように、具体的なものや事柄を例に説明しているいることです。


「それだけじゃないだろうに」という、つっこみどころのある、温度感のある辞書なのです。


有名な例なのでご存知の方も多いと思いますが、ぜひ一度、新解さんで、「恋愛」を調べてみてください。

その人間性あふれる解説に、思わず他の言葉を調べたくなるはずです。


脱線しましたが、私は、残念ながら新解さんの解説からは漏れた、「ボイスレコーダー」をメモの道具として良く使います。



まじめな社長のふまじめなブログ-20100413_1ボイスレコーダー
SONYのモノラルのボイスレコーダー。

ソフマップの中古店で5000円くらいで購入しました。

USBでPCと接続できますが、やったことは1度もありません。

シンプル・イズ・ベストです。


ボイスレコーダーは、常にさっと手が伸びるところに置いておく、ということが一番のコツです。


出かけるときは、ポケットの中、帰ってきたら机の上の目に見える所に置く、といった具合です。


ボイスレコーダーのいいところは、記録が面倒ではない点です。


ソリューションゲートは、パソコン上で使う教材を開発していますが、コンテンツをチェックしていると、ちょっとしたミスや、改善したいことがみつかることがあります。


そんな時、「画面をキャプチャしてから印刷して書き込む」という手間をかけるより、「画面を見ながら言葉でしゃべってしまう」ほうが、はるかに簡単です。


気になったらメモをする、という行動がとりやすいということは、結果的に仕事の質を高めることに役立っているのです。


今日、赤坂を歩いていたときに、ブログのネタを思いついたので、すぐにボイスメモをしました。


それから、3時間後、何をメモしたんだっけ、と思い出そうとしましたが、駄目でした。記憶にたよる、という方法は、少なくとも私には、もう無理です。


「あとでメモしておこう」と思ったら、すぐにボイスメモ、これが、使いこなしのコツです。


ボイスレコーダーは、たくさん出ていて、買うときは音質が良いものや、機能が多いものを選びがちです。


録音件数も多いに越したことはありませんが、そんなにメモしても、しょうがありません。メモしたものは、なんらかのアクションにつながり、メモは消去されるのです。


私の場合、常時録音されているメモの数が10件を超えることはありません。


フォルダ分けの機能がついたものもありますが、フォルダにしまいこむような内容は、結局は表に出てこなくて、メモしたことさえ忘れてしまいます。


音楽も高音質で録音したいという場合を除いて、できるだけ操作が簡単で、10件程度のメモは、さっと呼び出せるくらいのシンプルなものがおすすめです。


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