こんにちは!上地です
今年は寒い日が少ないな~と思いきや
急に寒い日が続いたりと、なかなか温度差についていけないです
現在、新型コロナウイルスが流行っておりますので
風邪予防や防寒対策をして,残りの寒い時期を
元気で乗り越えて頂けたらと思います
先日、実家の鹿児島に住んでいる
愛猫のみかんちゃんの写真が送られてきました
写真は定期的に送られてくるのですが、いつも寝ている写真ばかりだったので
久しぶりに活動している写真が送られてきてほっこりしました
天気がいい日は外をよく眺めています!
変わらず元気そうで安心しました
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わんちゃんの皮膚症状として痒がってはいないのに
体の毛が抜けたり、地肌が黒くなったりしていないですか??
もしこのような症状がみられたら甲状腺機能低下症かもしれません
今回は、甲状腺機能低下症についてお話させて頂きます。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、わんちゃんに多く発生する病気であり
詳しい原因は分かっていませんが、何らかの原因で甲状腺の働きが低下し
甲状腺ホルモンが分泌されなくなることで、
脱毛・ 地肌が黒くなる ・被毛が脂っぽくなる などの皮膚症状がみられます。
尻尾の毛がすべて抜けてしまってネズミのしっぽのようになる
ラットテールがみられることもあります。
他にも元気消失・体重増加などの症状もみられます。
6歳からの中・高年齢での発症が多く症状が
ゆっくり進行することから、異常に気づきにくい病気と言われています。
甲状腺ホルモンとは??
甲状腺ホルモンは、気管の外側に左右一つずつにある
甲状腺で作られているホルモンです。
熱を作ったり、身体や皮膚の発育を促進、栄養素の吸収・分解などの
活動するために必要なエネルギーを作る重要な働きをしているホルモンです。
<症状>
体の毛が抜ける
被毛が脂っぽくなる
元気がなく寝てばかりいる
食べる量は変わっていないのに体重が増える
などがあります。
さらに甲状腺機能低下症は寒さに弱くなり、低体温になってしまうことがあります。
低体温になってしまった場合
「粘液水腫性昏睡」とよばれる重篤な状態になり命に関わることがあります。
症状はかなりゆっくりと進行する為、変化に気づきにくい病気です。
少しでも体の毛が薄く脂っぽい、元気がないなと感じたら動物病院に相談しましょう
次回は、甲状腺機能低下症の治療方法などについてお話させて頂きます
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