こんにちは、上地です
梅雨時期に入りジメジメする日が続いていますね
早く梅雨時期が明けてほしいなと願うばかりです
先日、墨田区にある「たばこと塩の博物館」で
マッチの展示イベントがあり鑑賞しに行きました。
マッチはヨーロッパで誕生し、19世紀半から世界に広がったそうです
日本では、1890年~1910年代には世界屈指の
輸出量を誇るマッチ大国となり、日本の伝統意匠や
輸出先の好みを取り入れた、独特なデザインがとても人気だったそうです
マッチの文化や製造工程が写真などで紹介されていました
明治大正期の輸出用マッチや昭和初期の広告用マッチラベルを
展示されており、時代を感じさせられる魅力的なデザインでした
7月7日、日曜日まで展示会があるので
みなさんも是非行ってみて下さい
今回は、ウサギちゃんによく診られる
胃腸のうっ滞(毛球症)について説明させて頂きます。
胃腸のうっ滞(毛球症)とは
胃腸のうっ滞とは、不適切な食餌やストレスなどが原因で
胃腸の働きが低下することで起こる症状です。
その中でも、胃腸の働きが低下することで
毛繕いなどで飲み込んだ毛が固まった状態を毛球症と言われています。
胃または腸の働きが悪くなることで
飲み込んだ食べ物や、被毛などが消化できずに詰まったり
腸内の細菌バランスが崩れ、ガスが溜まることで
食欲の低下や元気消失、排便量の減少などの症状が診られ
早期に治療しないと重篤な状態になってしまうこともあります。
<原因>
主な原因として
ストレス、不適切な食餌、被毛を含む異物があげられます。
★ストレス
ウサギちゃんは、非常にデリケートな動物でちょっとした
生活環境の変化、自動車などの移動、極端な温度や湿度の変化などで
ストレスを感じます。
ストレスを感じることで胃腸の働きの低下をもたらします。
★不適切な食餌
果物、穀類など繊維質の少ない食事を主食にしてしまうと
食物繊維が不足してしまい排出機能が
うまく働かなくなってしまうことがあります。
ウサギちゃんの食餌でペレットがありますが
ペレットのあげすぎは胃腸の働きが、低下すると言われていますので
チモシーなどの牧草を主食としてあげるようにしましょう。
★被毛を含む異物
ウサギちゃんはきれい好きで常に毛繕いをしている為
胃内には、ある程度の被毛が含まれています。
適切な食餌と正常な胃腸の働きが保たれていれば
胃内にある被毛は、便として排出されるのですが
胃腸の働きが低下すると、
食べたごはんと被毛が絡んで固まり詰まってしまうのです。
その他、紙・ゴム・布やカーテンの切れ端などの繊維・プラスチックなどがあげられています。
ウサギちゃんは、食餌の際すりつぶして食べる為
大きな異物を直接飲み込むことはないとは思いますが
すりつぶされた異物が、胃に詰まったり毛球の成分になる場合があります。
異物を食べる行為や過剰な毛繕いは
ストレスが原因である可能性があると言われています。
少しでも、異常に気付いたらすぐに動物病院に相談しましょう。
次回は、胃腸のうっ滞の症状と予防方法についてお話させて頂きます
ソルナ動物病院のLINE始めました。
お友だち登録おねがいします!
下記のQRコードをスマホで読み込むか「友だち追加」ボタンを押してください。