こんにちは上地です
少しずつ気温も暖かくなり、
過ごしやすい季節がやって来たのですが
今年は、花粉の飛散量が前年の5倍になる可能性があると発表されていました
花粉症ではないのですが、今年ばかりはマスクが手放せないです
先日、関内駅の近くにある
大通り公園を散歩していたら、一本の木だけ桜が咲いていたので
思わず写真を撮って来ました
中心にある木だけ、桜が咲いており
綺麗だったのでとても目立っていました
これから春の季節が来て、
もっと桜が咲き始めたら、花見に行きたくなりますね
みなさんも、花見に行かれたら
ぜひお話し聞かせてください
3月中旬になり、暖かい日も増えてきましたね
3月~5月は、フィラリアの予防シーズンがスタートします
今回は、フィラリア症についてお話しさせて頂きます。
フィラリア症(犬糸状虫症)とは
フィラリア症は、蚊の吸血によって感染が起こり
心臓や肺動脈に寄生して起こる病気です。
成虫になると30㎝にもなる、糸状の体へと成長し
寄生数が増え血液の流れが悪くなることで、
心臓・肝臓・腎臓などの病気を引き起こし
死に至ることもある怖い病気です。
どうやって寄生するの?
体内にフィラリアがいる蚊に吸血されることによって寄生します。
寄生したわんちゃんの血液中には、
メスのフィラリアから生み出された、沢山のミクロフィラリア(仔虫)が発生します。
ミクロフィラリアは、犬の血液中で成虫まで発育することはないのですが
蚊の吸血によって蚊の体内で成長します。
①蚊が吸血する時にミクロフィラリアも一緒に運ばれる
蚊が吸血する時に、血液と一緒にミクロフィラリアも吸います。
②蚊の体内で発育する
蚊の吸血行為によって蚊の体内に移行した
ミクロフィラリアは、蚊の体内で発育して幼虫になります。
③他のわんちゃんに寄生する
蚊の体内で幼虫になったフィラリアは、
蚊がわんちゃんを吸血する際に、わんちゃんの体内に再び侵入します。
体内に侵入した幼虫は
わんちゃんの体内で脱皮しながら成長し、3~5ヵ月間で
心臓や肺動脈に移動し寄生するようになります。
<症状>
症状の重症度は、主に心臓の大きさと
フィラリアの寄生数によって、左右されると言われています。
心臓の小さい小型犬では、極少数のフィラリアが寄生するだけで
重篤な症状に陥ることもあります。
軽症... ★ 平常時は、症状を示しませんが
時々軽い咳をするようになる。
中等症...★ 咳に加えて栄養状態や毛艶が悪くなる。
★ 運動を好まなくなる。
重度... ★ お腹に水が溜まり、お腹が膨らむ。
★ 元気や食欲がなくなり痩せている。
★ 呼吸困難や重度の貧血を起こす。
★ 赤色や茶色の尿が出る。 など
フィラリア症は、わんちゃんやねこちゃんだけでなく
人にも感染する怖い病気です。
ご家族を守る為にも、予防することがとても重要です
次回は、フィラリア症の予防方法についてお話しさせて頂きます
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