こんにちは上地です
ご挨拶が大変遅くなりましたが、
新年明けましておめでとうございます
まだまだ未熟者ではありますが、今年もよろしくお願いいたします
みなさんは、お正月どこかお出かけに行かれましたか
私は、テレビを見ながらコタツの中で
ゆっくりと過ごしていました
実家では、手作りの手巻き寿司を作っていて
それを欲しがる13歳のみんとちゃんの写真が送られてきました
食いしん坊なみんとちゃんは、健在です
最近では、気温が10℃以下が多く
寒い日が続いていますので、みなさん風邪などひかれないように
暖かくして過ごして下さいね
腎臓病
高齢のわんちゃん、ねこちゃんで多くみられるのが腎臓病です。
年齢と共に徐々に機能が、失われていくため
進行すると死に至る病気です
まず初めに今回は、腎臓のはたらきについて説明させていただきます
腎臓の働き
腎臓は、体の左右に一つずつあり、血液をろ過して尿を作ります。
体にとって不必要な老廃物を、腎臓が尿として排出することで
体の中に毒素が溜まらないように健康的な状態を保つ働きをしています。
他にも腎臓には重要な働きがあるのです
体の水分量を調節
血液中の成分を調節
赤血球をつくるのに必要なホルモンの分泌
カルシウムの吸収に必要なビタミンDの活性化 など
腎臓の主な働きは、ネフロンで行われています
ネフロンとは
まず腎臓の内部を拡大してみてみると、上の図の様に
ボール状の毛細血管があり、これを糸球体といいます。
糸球体は、ボーマンのうに包まれていて
尿細管と繋がっています。
糸球体から、血液中の老廃物が運ばれてきて
ボーマンのうでろ過され、尿細管へと流れていきます。
糸球体・ボーマンのう・尿細管はセットであり
合わせてネフロン(腎単位)といいます。
ネフロンは、わんちゃんの腎臓で約40万個
ねこちゃんで約20~30万個あると言われています。
心臓から24時間休むことなく、送り込まれる大量の血液を
ろ過して尿を作り続けている為、
ネフロンはとても重要な役割をしています
何気なく毎日のように出る尿ですが、とても大切な事なので
尿はちゃんと出ているかな
色は薄すぎたり、濃すぎたりしていないかななど
少し気にしてみてあげて下さい
次回は、腎臓の病気で進行すると命に関わる
「腎不全」について説明させていただきます。
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