こんにちは中込です
早いことに、5月ももう終わり6月に入ろうとしています
梅雨の時期が来ますね
私の家の周りは、畑や田んぼが多いのでよくカエルが鳴いていて、季節を感じたりします
先日、鎌倉の鎌倉乃豆柴カフェへ行ってきました
入ると畳の上に豆柴ちゃん達がたくさんいました
畳がとっても似合っていてかわいかったです
この豆柴カフェにいるコはみんな女のコだそうで、4カ月の子犬ちゃんもいました
気になる方はぜひ、行ってみてください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
クッシング症候群とは?
クッシング症候群とは、副腎皮質機能亢進症ともいわれ
わんちゃんに多くみられ、
ホルモン異常によってさまざまな症状を引き起こす疾患です
好発犬種は特になく、男のコよりも女のコに多く
中~高齢で発症するわんちゃんがほとんどです
原因
クッシング症候群になる原因は、
副腎から『コルチゾール』というホルモンが出すぎることで起こります
主な原因として、2パターンがあげられます
①【下垂体腫瘍によるクッシング症候群】
クッシング症候群のうち、9割が脳下垂体の腫瘍により発症します
通常、脳下垂体は副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)というホルモンを出して
副腎にコルチゾールを出させますが、
脳下垂体に腫瘍ができることでACTHが過剰に出すぎて、
副腎からコルチゾールも出すぎてしまいクッシング症候群を引き起こします
②【副腎の腫瘍】
クッシング症候群のうち、1割が副腎の腫瘍により発症します
副腎が癌や腫瘍になることでコルチゾールが出すぎて、クッシング症候群を引き起こします
症状
〇多飲多尿 〇異常な食欲 〇運動をしたがらない
〇お腹が膨れる 〇毛が抜ける 〇皮膚病が治りにくい 〇息が荒い
などがあげられます
検査
▽血液検査 ▽超音波検査 ▽CT、MRI
などがあります
治療
脳下垂体に腫瘍があり、腫瘍の大きさが大きい場合は
放射線治療で腫瘍を小さくしてから内服薬を定期的に内服します
腫瘍が小さい場合は、内服薬でコルチゾールの分泌を抑えます
副腎の腫瘍の場合は、外科的な手術で腫瘍を摘出することが進められます
食事
体重管理用食や減量用食が進められます
【栄養特性】
〇低脂肪 〇低エネルギー 〇高食物繊維
〇カルニチンの添加 〇抗酸化成分の添加
【注意点】
☆成長期 ☆妊娠・授乳期 ☆尿酸化剤の併用
☆脱水 ☆衰弱
などの場合は、この食事は勧められません
適正体重管理が可能であれば、その他の療法食や総合栄養食の選択も可能です
(食事を変えるときは、獣医師に相談しましょう)
クッシング症候群は、ヒトやねこちゃんにくらべて
わんちゃんでは発症率がとても高いといわれています
ただの皮膚炎、ただ運動がきらいなだけではないかもしれないので
気になるようでしたら動物病院を受診しましょう
ソルナ動物病院のLINE始めました。
お友だち登録おねがいします!
下記のQRコードをスマホで読み込むか「友だち追加」ボタンを押してください。