こんにちは中込です(-^□^-)
4月にはいって、気温が高く夏日なんて言われてるところもあるみたいです
春というと桜のイメージ強いですが、みなさんお花見はされましたか
私は、いつもお散歩コースに咲いている桜を見るだけで
気づいたら桜が散ってしまっています
来年あたりに、お花見スポットに行って美味しいごはんを食べながら
お花見できたらなと思います
上の二枚がソメイヨシノという桜で、
下の一枚は梅の木にメジロがいたところを撮りました(少し見にくいですが中央にいます)
暖かくなってきて、お散歩も行きやすい季節ですが
草むらには特にノミやマダニが潜んでいるので
ノミ・マダニやフィラリア症の予防がまだの方は動物病院を受診しましょう
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ヒトと同様に、わんちゃんやねこちゃんたちも
臓器の機能低下や環境の変化への対応力の低下などがみられます
今回は、加齢に伴う変化についてお話します
一般的に、高齢期とはわんちゃんだと7歳以上
ねこちゃんだと8歳以上といわれています
加齢による全体的な変化
〇中枢神経系の変化(神経の伝達が低下するなど)
〇感覚器系の変化(嗅覚・視覚・聴覚などの低下)
〇口腔内の変化(唾液の分泌の低下や、歯周病など)
〇代謝系の変化(脱水を起こしやすくなったり、体温調節機能の低下など)
〇内臓系の変化(腎臓や肝臓、循環器系の変化など)
〇呼吸器系の変化(肺活量の低下など)
〇皮膚の変化(乾燥、皮脂の減少による皮膚炎など)
〇消化器系の変化(上手に消化できなかったり、便秘になりやすいなど)
〇骨格系の変化(筋肉量の低下や、変形性関節症など)
〇生殖系の変化(不規則な発情サイクル)
ヒトと同じように変化がたくさんあります。ですが、
ヒトと違って言葉がしゃべれないため、お家の方がよく観察してあげることが大切です
食事の変化
活動力の低下や体脂肪率の上昇に伴い、基礎代謝が低下するため
一般的にエネルギー要求量が20~30%くらい低下します
また、消化機能の低下や歯周病により食欲の低下もみられます
【わんちゃんやねこちゃんなどに起こる変化】
〇食事を食べるスピードが遅くなる
〇硬いものが噛めなくなる
〇食事中にむせる
〇嘔吐しやすくなる
などがあります
【お家でできる事】
☆消化に良い高齢用の食事
☆ドライフードを増やす
☆たんぱく質、リン、ナトリウムを適度に制限し、抗酸化成分を増やす
☆食事を台の上にのせて高くして、食べやすい様にする
などをしてあげましょう
高齢になると痩せてくることが多く、当たり前のようにみられがちですが
痩せすぎないことも大事だそうです
もちろん、太りすぎも注意です
排泄について
高齢になると、消化能力の低下や環境の変化に敏感になり
下痢を起こしやすくなったり、運動機能の低下や尿失禁がみられます
【わんちゃんやねこちゃんなどに起こる変化】
〇下痢を起こしやすい
〇尿漏れなどが起こる
〇排泄の体制が保てなくなる
〇いつもと違うところで排泄する
〇膀胱炎を起こしやすくなる
などがあります
【お家でできる事】
☆冷たいものをなるべく与えない
☆排泄できる場所を増やす
☆消化に良いフードにする
☆温度調節をしやすくする(床暖房)
などをしてあげましょう
下痢を起こしやすいなどとされていますが、
下痢が続いたり尿量や尿のにおい、尿の色などに変化があるときは
動物病院へ受診しましょう
次回は、散歩時の変化などについてお話しています
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